カンダホールディングス/営業収益は前年比12・8%増、経常利益は前年比7・1%減(2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益 2023年3月期第2四半期 25,960 12.8 1,373 △11.4 1,437 △7.1 833 △13.42022年3月期第2四半期 23,005 6.7 1,550 41.7 1,548 33.6 962 25.6(注)包括利益 2023年3月期第2四半期 769百万円 (△18.2%) 2022年3月期第2四半期 941百万円 (△10.9%) (略) 1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の第7波により感染者が急増し、そのピークアウトに伴い各種規制が緩和される一方、ウクライナ情勢を契機とした世界的な原材料やエネルギー価格の高騰に伴うインフレが進展し個人消費の冷え込みが懸念され、国内では急速な円安の進展も加わるなど、先行き不透明な状況が続いております。 このような経済環境の中、物流業界におきましては、国内外における貨物量は回復傾向にあるものの、原油価格は高止まりで推移していることから燃料価格の負担は続き、依然として厳しい環境にあります。 当社グループにおきましては、国内部門では、食品・衛生用品・日用雑貨等の貨物量が引続き堅調に推移していることから営業収益は増収となっているものの、燃料価格をはじめとする各種コストの増加等により、利益面におきましては前年を下回っております。一方、国際部門では、世界各地の経済活動制限により減少した国際輸送需要が増加に転じる中で、航空便の減便、コンテナ不足、港湾混雑等による航空・海上貨物輸送スペースの供給不足といった要因による特需的な需給の逼迫とそれに伴う運賃高騰の状態は継続しております。 このような状況の下、新たに策定した中期経営計画(2022年4月から2025年3月)に基づき、営業力の強化による収益性の向上を図るとともに、燃料価格の上昇に伴う適正運賃の確保や更なる効率化等、利益の向上に向けた取り組みをスピードを持って進めてまいります。 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の営業収益は25,960百万円(前年同四半期比12.8%増)となり、営業利益は1,373百万円(前年同四半期比11.4%減)、経常利益は1,437百万円(前年同四半期比7.1%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は特別損失として子会社における送金詐欺損失などを計上した結果、833百万円(前年同四半期比13.4%減)となりました。 (略)