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杉村倉庫/経常利益は前年比1・2%増(2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            営業収益  営業利益  経常利益 当期純利益

2023年3月期第2四半期 5,249 6.0   537 △0.3   529 1.2   341 △0.2
2022年3月期第2四半期 4,952 △2.9  538 △15.1  522 △15.7  342 △33.4
(注) 包括利益 2023年3月期第2四半期 368百万円( △1.5%) 2022年3月期第2四半期 373百万円(△22.7%)  

(略)

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による行動制限の緩和により、個人消費を中心として持ち直しの動きを見せておりましたが、夏場での感染再拡大ならびにウクライナ情勢や各国金融政策に起因する資源高や物価上昇などにより回復のペースが鈍化しました。
倉庫物流業界におきましても、入出庫高や保管残高は伸び悩んでおり、燃料費や動力光熱費などのコスト増加が顕在化していることから、先行きが不透明な状況となっております。
このような情勢のもと、当社グループは業務のより一層の効率化を行い高品質の物流サービスを提供して、顧客満足度を向上させることを目指してまいりました。
当第2四半期連結累計期間における当社グループの営業収益は52億4千9百万円となり、前年同四半期に比べ2億9千6百万円(6.0%)の増収となりました。営業原価は、前期1月に開設した新規営業所の倉庫賃借料が増加したことなどにより41億5千7百万円となり、前年同四半期に比べ2億2百万円(5.1%)増加し、販売費及び一般管理費は、前期に稼働を開始した基幹システムの償却費が増加したことなどにより5億5千5百万円となり、前年同四半期に比べ9千6百万円(21.0%)増加しました。これらにより営業利益は5億3千7百万円となり、前年同四半期に比べ1百万円(0.3%)の減益となりましたが、支払利息が減少したことなどにより経常利益は5億2千9百万円となって、前年同四半期に比べ6百万円(1.2
%)の増益となりました。特別損失に固定資産除却損1千4百万を計上し、法人税等合計1億7千3百万を差し引くと、会社株主に帰属する四半期純利益は3億4千1百万円となり、前年同四半期に比べ若干(0.2%)の減益となりました。
セグメントの経営業績を示すと次のとおりであります。

(物流事業)
倉庫業務は前期1月に新規営業所(江東営業所)が開設されたことなどにより、前年同四半期に比べ保管料や荷役荷捌料収入が増加しました。運送業務は前年同四半期は低調だった配送の取扱が回復を見せ、移転作業の取扱も増加しました。その結果、外部顧客に対する営業収益は44億1千8百万円となり、前年同四半期に比べ3億6百万円(7.5%)の増収となりました。営業原価で賃借使用料や動力光熱費などが増加し、販売費及び一般管理費で基幹システムの償却費などが増加しましたが、セグメント利益は2億8千7百万円となり、前年同四半期に比べ4千9百万円(20.7%)の増益となりました。

(不動産事業)
既存物件で新規顧客への賃貸が開始されましたが、駐車場賃貸で大口契約の解約が発生したことなどにより、外部顧客に対する営業収益は6億4千5百万円となり、前年同四半期に比べ3百万円(0.6%)の減収となりました。また、基幹システムの償却費や修繕費などが増加したことにより、セグメント利益は4億4千万円となり、前年同四半期に比べ3千4百万円(7.2%)の減益となりました。

(その他の事業)
ゴルフ練習場は猛暑の影響などにより入場者数が減少し、営業収益が1億3千6百万円となり減収となりました。売電事業は日照量の増加により発電量が増加したため、営業収益が4千9百万円となり増収となりました。
以上により、その他の事業の外部顧客に対する営業収益は1億8千5百万円となり、前年同四半期に比べ6百万円(3.1%)の減収となりました。セグメント利益は7千9百万円となり、前年同四半期に比べ7百万円(8.4%)の減益となりました。

(略) 

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