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日本GLP/「GLP ALFALINK 尼崎」内に佐川急便が展開する関西エリアの大型中継センターを新設

物流不動産・施設 2023.06.17

「GLP ALFALINK 尼崎」内に
佐川急便が展開する関西エリアの大型中継センターを新設

~ マルチテナント型物流施設に大型中継センター誕生 ~

 先進的テクノロジーを駆使した物流施設開発とソリューションのリーディングプロバイダーである日本GLP株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之、以下「日本GLP」)と、SGホールディングスグループの佐川急便株式会社(本社:京都府京都市南区、代表取締役社長:本村 正秀、以下「佐川急便」)は、兵庫県尼崎市の「GLP ALFALINK 尼崎」の一区画を利用する賃貸借契約を締結したことをお知らせします。
 佐川急便は、総延床面積約37万㎡の大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK 尼崎」の広大な面積と最適な立地を活かし、取扱個数の拡大、輸送品質の安定を目的として、「GLP ALFALINK 尼崎」内に大型中継センターを新設予定です。
 佐川急便が入居するのは南棟の1~2階の約43,000㎡(延床面積)となります。

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調印式の様子
(左:佐川急便 代表取締役社長 本村正秀様、右:日本GLP 代表取締役社長 帖佐義之)

 日本GLPと佐川急便はこれまでも、「ALFALINK」ブランドを中心として多面的・多角的なビジネスを重ねてきました。関東では「GLP ALFALINK 相模原1」と「GLP ALFALINK 流山8」からスタートし、地域の物流を活性化するとともに入居する他企業に対して効率的な輸送ネットワーク網を提供するなど、日本GLPと佐川急便が協力することで物流における新たな価値を共に生み出してきました。また、日本GLPと佐川急便は2020年12月に災害時における緊急物資支援輸送などに向けた相互協力協定を締結しており、千葉県流山市や神奈川県相模原市などの自治体を加えた官民3者での災害時の協力体制を構築しています。

 このたび佐川急便には、日本GLPとこれまで培ってきたリレーションをもとにALFALINKのコンセプト、設計思想、圧倒的立地の良さ、提案力および対応力を評価いただくとともに、関西エリアの物流オペレーションの更なる効率化と成長性に期待し、入居を決定いただきました。佐川急便が2021年より関東で展開してきた大型物流施設「Xフロンティア」内の中継センターで培われた技術・ノウハウも投入され、集約による大型トラック運行台数の削減、CO₂排出削減など同様の効果を想定した、関西エリアにおける大型中継センターを開設予定です。「GLP ALFALINK 尼崎」には、広大な敷地面積を生かし同時着車台数290バース、天井高11m、300m超のスパンなどを実現した、類まれな物流拠点が誕生いたします。

 日本GLP 代表取締役社長の帖佐 義之は、「佐川急便様には『GLP ALFALINK 尼崎』の物流拠点としての最適な立地や、スケールメリット、これまでのリレーションなどをご評価いただき、入居を決断いただけたこと、大変嬉しく思います。『ALFALINK』ブランドの第5弾として開発を進めている今回の物件は、日本GLPとしても、関東で培ってきた実績と経験を活かし、関西における更なる成長を目指していく上で重要な旗艦拠点と位置付けています。このように、佐川急便様の西日本におけるビジネスの発展に貢献できることを喜ばしく思うとともに、マルチテナント型物流施設に大型中継センターを新規開設いただくことは、施設内のテナント様のみならず、西日本エリアの物流の更なる発展に寄与するものと考えます。日本GLPはこれからも、『物流業界の応援団』としてカスタマー企業の事業成長をサポートするとともに、企業と地域の持続可能な発展ならびにより豊かな地域社会づくりに貢献してまいります」と述べています。

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「GLP ALFALINK 尼崎」外観イメージ

● 「GLP ALFALINK 尼崎」は「ALFALINK」ブランド第5弾として発表され、日本GLPが関東エリアで培ってきた「ALFALINK」ブランドの実績と
  知見を活かし、関西エリアにおける新たな物流拠点を創造することを目指した開発物件です。大規模多機能型物流施設である「ALFALINK」は
  Open Hubをキーコンセプトとし、かつてなく開かれた物流施設づくりによる地域との共生を目指しています。
● 「GLP ALFALINK尼崎」は2023年11月より順次着工、2026年6月に全棟竣工を予定しており、投資総額は約1,000億円です。

■ 施設概要「GLP ALFALINK 尼崎」
施設数 :2棟(北棟、南棟)
所在地 :兵庫県尼崎市道意町7丁目
敷地面積:約163,000㎡(プロジェクト全体)
延床面積:約368,000㎡(プロジェクト全体)
認証取得:LEED認証・ZEB 認証取得予定

■ 関連サイト・映像
「ALFALINK」ブランドサイト
https://www.glp.com/jp/alfalink/
GLP ALFALINK 尼崎/GLP ALFALINK 茨木 イメージ映像
https://youtu.be/t-xgTqOLwnM
佐川急便 「Xフロンティア」
https://www.sg-hldgs.co.jp/x-frontier/

以上


日本GLP株式会社について( https://www.glp.com/jp)
 日本GLP株式会社は、2009年に設立されたGLPの日本法人で、同年3月に事業を開始しています。日本の主要な物流拠点を網羅する都市で、約170物件以上・総延床面積約1,000万㎡の施設を開発・運営しており、都市の生活や経済活動を支える重要なインフラとしての、高機能かつ環境にも配慮した物流施設を提供しています。また、新規事業としてデータセンター、再生エネルギー事業を展開しています。GLPでは、事業展開している地域社会およびその環境に配慮し、持続可能な社会の形成に貢献すべく包括的なESGポリシーを策定しています。

GLP Pte Ltd.について( https://www.glp.com/global/)
 GLP Pte. Ltd. (GLP)は物流、不動産、インフラストラクチャー、金融をはじめとするセクターおよびその関連テクノロジーを対象とする世界的な投資会社です。投資および施設運営の専門知識を有し、顧客そして投資家の皆様に新たな価値を提供しています。日本、ブラジル、中国、ヨーロッパ、インド、米国、ベトナムにおいて事業を展開しており、1,200億米ドル超(2022年3月末現在)の資産を運用しています。

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