NEWS

物流ニュース

三菱HCキャピタル/海上コンテナリース事業の競争力強化にむけグループ会社を再編

物流全般 2023.06.17

海上コンテナリース事業の競争力強化にむけた当社グループ会社の再編に関するお知らせ

当社は、本日開催した経営会議にて、米国で海上コンテナリース事業を展開する子会社のCAI International, Inc.(以下、CAI社)と孫会社であるBeacon Intermodal Leasing, LLC (以下、BIL社)において、CAI社を存続会社とし、BIL社を消滅会社とする合併(以下、本合併)を行うこと、また、その一環として、本合併に先立ち、BIL社の全株式を保有する当社子会社のMHC America Holdings Corporation(以下、AHC社)に対して、当社が保有するCAI社の全株式を現物出資(以下、本現物出資)することを決議いたしましたので、お知らせいたします。

本現物出資および本合併を通じた今回の再編(以下、本再編)により、海上コンテナリース事業におけるグループガバナンスの強化、経営資源の有効活用、技術・ノウハウの融合加速による付加価値の創出をもって、同事業のグローバルにおける競争力を高めるとともに、その成長機会を取り込むことで、当社の中長期的な成長を支えるドライバーとして、さらなる強化、拡大を図ります。

   記

1. 本再編について

(1) 本再編の理由

当社は、高い流動性を有する高付加価値の資産を対象とした「グローバルアセット」を注力領域のひとつに掲げて、グローバルに海上コンテナや鉄道貨車、航空機のリース事業などを展開、各国・地域における人・モノの円滑な輸送に貢献しています。

当社は、2014年11月にBIL社の買収をもって海上コンテナリース事業に参入し、2021年11月にはCAI社を完全子会社化することで、両社の経験や知見を融合しつつ、プロダクトのラインアップ拡大、オペレーション拠点などのプラットフォームの合理化、顧客ニーズのカバレッジ拡充などを加速、規模、機会、さらには、マーケティング能力の向上などを図ってきました。

そして、今般、両社の強みや特長を生かしたさらなるシナジーの発揮、それにともなう成長の加速を図るべく、本再編を決議したものです。

海上コンテナリース事業は、当社の成長ドライバーのひとつであり、本再編によるさらなる競争力強化をもって、業界におけるグローバルなリーディングカンパニーをめざします。

(2) 本再編の方法

本再編は、本現物出資および本合併の二つの取引によって行います。まずは、本現物出資により、当社の子会社であるCAI社は、当社の孫会社(当社の子会社であるAHC社の子会社)となります。

そして、本現物出資の完了後、いずれもAHC社の子会社であるCAI社とBIL社との間で、CAI社を存続会社とする本合併を行います。

なお、本再編にあたっては、CAI社と取引金融機関などとの間の既存契約にもとづき、当該機関などに、本再編に関連する条項への承諾を得ることが前提となります。

(略)

以下、詳細は下記アドレスを参照ください。

https://www.mitsubishi-hc-capital.com/investors/library/pressrelease/pdf/2022101801.pdf

Translate »