上海通運/温調機能付きコンテナを導入し半導体製造装置など 精密機器用の輸送サービスを拡充 物流全般 2023.06.17 上海通運、温調機能付きコンテナを導入し、半導体製造装置など 精密機器用の輸送サービスを拡充 2022年10月14日 NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(社長:齋藤充)のグループ会社、上海通運国際物流有限公司(社長:直野徹 以下、上海通運)は、厳格な温湿度管理が求められる半導体製造装置などの精密機器の輸送に適した温調機能つきコンテナを新たに6基導入し、10月15日(土)よりサービスを開始します。 (コンテナ外観) (コンテナ内部) 【導入の背景】 半導体は、スマートフォンやパソコン、自動車などあらゆる電子機器に内蔵され、現代の産業・社会にとって必要不可欠な物資であり、その安定的な供給が非常に重要となっています。また、その半導体を製造するための装置や精密機器は大型化が進んでおり、輸送時においては厳格な温湿度管理も求められています。 この度、上海通運はコンテナ内を温度:21℃~25℃、湿度:60%以下の環境に保つ温湿度制御装置を搭載した、幅広・背高コンテナを新たに6基導入し、厳格な温湿度管理が必要な半導体製造装置や、精密機器を輸送する新たな国際海上輸送サービスを開始しました。 当面は中国・韓国・日本間を発着するRORO船(高速フェリー)利用時の輸送サービスとして開始し、ビジネスの拡大に伴いコンテナの追加導入やルートの拡大など、より利便性の高いサービスの確立を目指してまいります。 【コンテナの特長】 大型貨物の多い、半導体製造装置の輸送に最適な幅広・背高サイズ外寸:幅2990×奥行9470×高さ3250mm コンテナ内はラッシングレールを4段設置し、貨物の強固な保定が可能 精密装置(貨物)を積載した状態で吊上可能(最大吊上荷重20㌧) 今後も、NXグループは、高度化・多様化する半導体産業関連の物流ニーズにお応えするサービスをグローバルに拡充、展開してまいります。