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エーアイテイー/経常利益は前年比67・7%増(2023年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2023年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            営業収益  営業利益  経常利益  当期純利益

2023年2月期第2四半期 35,744 32.5  2,754 79.6  2,805 67.7  1,873 92.3
2022年2月期第2四半期 26,971 25.0  1,533 73.5  1,673 59.2  974 36.1
(注) 包括利益 2023年2月期第2四半期 2,597百万円 ( 102.4%) 2022年2月期第2四半期 1,283百万円 ( 101.8%)

(略)

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、依然として厳しい状況が続いておりますが、行動制限が緩和されたことで、個人消費は回復傾向にあり、景気も緩やかに持ち直しの動きがみられました。しかしながら、感染症の収束時期は未だ見通せず、またウクライナ情勢の緊迫化や原材料・エネルギー価格の高騰、急激な円安進行等の影響で、物価は上昇しており、個人消費の低迷や企業収益の悪化が懸念され、経済の先行きは不透明な状況となっております。
当社グループを取り巻く環境としても、本年4月及び5月の2カ月間は、中国・上海での新型コロナウイルス感染症の再拡大によるロックダウンの影響で、上海に生産拠点を構える荷主の多くの生産工場は稼働できない状況とな、
サプライチェーンには混乱が生じ、国際物流や中国国内のトラック輸送等の物流機能も低下し、厳しい状況が続きました。
このような状況下、当社グループでは、中国現地法人と密に連携し、顧客へ積極的に情報を提供するとともに、輸送が可能な貨物については、上海港或いは上海近隣の港を利用する等して、安定的に国際貨物の輸送が行えるよう、尽力してまいりました。また、海上輸送の運賃は未だ高い水準にあり、さらに急激な円安進行も相まって、多くの荷主の物流コストが一段と上昇しております。国際物流の提案型営業を行う当社グループは、この状況を収益拡大のさらなるチャンスと捉え、新規顧客の獲得と既存顧客の取引深耕に取り組み、一貫輸送の更なる受注獲得を目指して精力的に営業活動を展開してまいりました。そして、円安の進行が加速する中、日本からの輸出貨物の集荷にも注力してまいりました。
当第2四半期連結累計期間では、主に上海でのロックダウンの影響から、コンテナの取扱量並びに通関受注は前年同期と比較して減少しましたが、海上輸送における運賃水準が高いことに加え、円安進行が収益拡大の追い風とな、物量等の減少による収益の低下要因を十分に補うことが出来ました。また、DXへの取組みにも継続して注力する等して業務の効率化を推進し、可能な限りの販売費及び一般管理費の抑制にも努め、利益の創出を図ってまいりました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における営業収益は35,744百万円(前年同期比32.5%増)と前年同期を大きく上回りました。また、営業収益が好調に推移したことにより、営業利益は2,754百万円(前年同期比79.6%増)、経常利益は2,805百万円(前年同期比67.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,873百万円(前年同期比92.3%増)といずれも前年同期を大幅に上回ることができました。

セグメント別の経営成績は次の通りであります。
なお、報告セグメントの「中国」では、「暖新国際貿易(上海)有限公司」が現在、清算手続中であります。
①日本
当第2四半期連結累計期間では、経済社会活動の正常化が進む中で景気の持ち直しの動きがみられましたが、物価の上昇等から消費活動はより慎重さを増し、個人消費を取り巻く環境は依然として厳しさが残る状況となっております。また、上海でのロックダウンは、日中間の国際物流に大きな混乱を招く事態となりました。
このような環境下で、当社グループは、国際貨物輸送のみならず通関や配送までを一貫して請け負える強みを活かし、営業活動に注力してまいりました。当第2四半期連結累計期間は、主に上海でのロックダウンの影響から、海上輸送の取扱コンテナ本数は、輸入で125,317TEU(前年同期比6.0%減)、輸出入合計では133,596TEU(前年同期比4.7%減)と前年同期を下回りました。通関受注件数においても、海上輸送の取扱いが減少したことにより、70,378件(前年同期比2.8%減)と前年同期を下回る推移となりました。
しかしながら、海上輸送の運賃が高い水準で推移していることに加え、円安による収益へのプラス効果もあり、営業収益、売上総利益は大きく伸長しました。また、販売費及び一般管理費においては、DXを活用しての業務効率化に取り組むとともに、継続してコストの見直しを行うことで更なる利益向上に取り組んでまいりました。
以上のことから、日本における営業収益は31,393百万円(前年同期比39.9%増)と前年同期を上回り、セグメント利益は、売上総利益が大幅に増加したことに加え、人件費や営業活動における費用の抑制に努めたこと等で2,480百万円(前年同期比89.3%増)となりました。

②中国
アパレル関連の取扱いは徐々に回復はしてきているものの未だ力強さを欠く状況にあり、検品・検針等の付帯業務の受注も厳しい環境が続いております。このような中、本年1月から3月までの累計期間では、日用品や雑貨等の取扱いが堅調であったことから日本向け貨物の取扱量は増加し、中国国内での輸送関連の収益機会も増しました。しかしながら、4月及び5月の上海でのロックダウンの影響から、上海で取り扱う貨物量が大きく減少し、その間の中国での収益機会は減ることになりました。
この結果、中国における営業収益は3,541百万円(前年同期比12.8%減)となり、セグメント利益は191百万円(前年同期比9.8%減)となりました。

③その他
台湾及びベトナムの子会社では、貨物の取扱量及び収益が安定的に確保でき、またミャンマー子会社でも、新型コロナウイルス感染症や政情不安等の影響が和らいだことで収益は回復傾向にありました。さらには円安に伴う円貨換算額の増加も加わり、営業収益は809百万円(前年同期比70.6%増)となり、セグメント利益は81百万円(前年同期
セグメント利益10百万円)となりました。
(注)TEU(Twenty-foot Equivalent Unit、20フィートコンテナ換算)とは、海上コンテナの数量を表す単位で、20フィートコンテナ1個分を1TEUと計算します。

(略)

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