• 2022年度グッドデザイン賞受賞内容

◇製品名称：「マッスルスーツGS-BACK®（バック）」

◇製品概要：
手荷役の、荷を下ろす。荷さばきや運搬作業といった、
機械化できない「手荷役」作業を、より軽やかに。
軽量かつ機動力を備えた「マッスルスーツGS-BACK®」は、歩く・しゃがむ・立ち上がるといった動作をより自由にし、腰への負担を軽減するアシストスーツです。

◇製品開発者：
株式会社イノフィス　最高技術責任者
東京理科大学工学部教授　小林宏

◇開発の背景：
イノフィスは、「世の中の問題から開発をスタートし、『人のためのロボット』を創り、人を支える」ことを行動の指針において開発を続けてきました。2019年11月の発売から多くの方々にご利用いただいている中腰作業用「マッスルスーツEvery（エブリィ）」に続く新たな腰補助モデルとして、今回受賞した「マッスルスーツGS-BACK®」は誕生しました。

◇開発の経緯：
さまざまな業界の作業現場に足を運ぶなかで、「腰の負荷をほどよく軽減しつつ、歩いたりしゃがんだりする連続作業に、より役立つアシストスーツ」の必要性を感じたからでした。イノフィスの開発技術により、優れた性能と最適な補助力で、身体の一部のように軽やかな動きを実現する「マッスルスーツGS-BACK®」を製品化いたしました。

◇デザイナーからのコメント：
　oolong design　芝田寧生
グッドデザイン賞の受賞を大変光栄に思います。開発チームでたくさんのトライ&エラーを繰り返し、シンプルでスタイリッシュなデザインを実現することができました。本製品が、皆様のさまざまな作業でお役に立てることを願っています。

◇グッドデザイン賞審査委員による評価コメント：
さっと装着できて使用できる「機動力」に注目した点は、すっきりと細身にデザインした外観からも伝わり高い評価を得た。必要最小限の構成で、電気などを使わず単純な構造であることや、着衣部分が少ないことは夏場の労働時に着用する際にも有効な仕様であり、現場から歓迎されるポイントになっている。また、既存モデルよりデザインの主張をおさえ、より幅広い層に使用機会を提供するデザインに変更している点も評価に繋がった。
　2022年10月7日発表 グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ：
https://www.g-mark.org/award/describe/53086?token=GlNAYWhOtx
 

• グッドデザイン賞とは

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/

• 「マッスルスーツGS-BACK®」について

＜製品特長＞
・薄く、軽く、動きやすい
・電力不使用。IP56性能で、屋内外や水場問わず使う場所を選ばない
・歩く、しゃがむ、立ち上がるなどが発生する作業現場での腰の負担を軽減（補助力13kgf）

＜製品概要＞
・価格：メーカー希望小売価格159,500円（税込）
・販売チャネル：全国の販売代理店、マッスルスーツブランドサイト内のECショップ

＜参考URL＞
・マッスルスーツGS-BACK® 紹介ページ：　https://musclesuit.co.jp/gs_back/
・【公式】マッスルスーツオンラインストア：　https://shop.musclesuit.co.jp/　

※「マッスルスーツ」ならびに「GS-BACK」は株式会社イノフィスの登録商標です。
　　国際特許出願中　 国際出願番号PCT/JP2021/019922