ファシル/「シェアする防災セット」が2022年度グッドデザイン・ベスト100を受賞 物流全般 2023.06.17 防災をシェアするという考え方。「シェアする防災セット」が2022年度グッドデザイン・ベスト100を受賞 「安心を一番近くに」をコンセプトに防災用品を企画・製造する、ファシル株式会社の<社会貢献型>シェアする防災セットは、このたびGOOD DESIGN AWARD 2022にてグッドデザイン賞を受賞し、さらに審査委員会により特に高い評価をいただきグッドデザイン・ベスト100に選出されました。これで2018年、2021年に続き、3件目の受賞となります。 グッドデザイン賞審査委員による評価コメント 災害大国・日本。気候変動の影響もあり、想定外の事象が日々ニュースで伝えられる中、災害に巻き込まれる場所さえ予測できない。近年では、豪雪より高速道路で発生した立ち往生のニュースが記憶に新しい。本取組は、物流業界のトラック輸送を活用した「動く」防災セットと言える。ドライバーに加え周囲の偶然居合わせた30人とシェアできる優しさ。まさに「ありそうでなかった発想」。 【受賞ページ】https://www.g-mark.org/award/describe/54550 シェアする防災セット とは 「シェアする防災セット」は国内貨物の約9 割を支えるトラック輸送に着目した社会貢献型の災害対策の取り組みです。車両にシェアする防災セットを備えることで、大渋滞や豪雪、地震などの災害時にドライバーだけでなく、周囲の困っている人々と「防災用品を分け合う」ことができます。 トラック輸送をはじめとする物流業界は、社会インフラを担い、災害時も各地へ支援物資などの供給に貢献しています。この「全国へと届ける力」と組み合わせることで、「防災をシェアする」という考えが「誰一人取り残さない 持続可能な取り組み」として普及することを目指しました。 また、この取り組みのシンボルマークとして、車両に貼る「防災用品搭載車マーク」を作りました。誰かのためを想う気持ちを込めて、親しみやすく、誰からも認識されやすいデザインにしています。このマークがついたトラックが日本中を走ることで、防災用品を備えていることを周知するだけではなく、取り組み企業の企業価値や従業員の社会貢献意識、防災意識の向上につながると考えています。 現在この取り組みは、今年5月の発表から4ヵ月余りですが、”SDGs”や”社会貢献”に関心の高い様々な業種からの反響があり、物流業界を超えて大きく広がっていく可能性を感じています。今後はトラックだけではなく、商用車や営業車など様々な車両にも広がることで、「防災をシェアする考え方」が、社会全体に当たり前に浸透することを目指したいと思います。 ■シェアする防災セット製品詳細はこちら ⇒ https://facil.jp/shareset/ シェアする防災セット 今後の展示予定 下記展示会の出展ブース内にてシェアする防災セットの展示を行います。感染症対策を徹底して皆様をお待ちしておりますので、ぜひこの機会にお立ち寄りください。 < 災害リスク対策推進展2022 北海道 >開催日:2022年10月19日(水)~20日(木) 9:30~16:00開催地:アクセスサッポロ(札幌市・白石区)ブース番号:S-12 < ナゴヤ防災サミット >開催日:2022年11月2日(水) 15:00~20:002022年11月3日(木・祝) 10:00~17:00開催地:金山総合駅 南口広場/連絡通路橋イベントスペース/金山駅周辺エリアブース番号:未定 < [関西] マンション総合EXPO >開催日:2022年11月9日(水)~10日(木) 10:00~17:00開催地:インテックス大阪 2号館ブース番号:未定 < 施設リノベーションEXPO >開催日:2022年12月5日(水)~7日(金) 10:00~18:00 ※最終日は~17:00開催地:東京ビッグサイトブース番号:未定 グッドデザイン賞とは 1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。http://www.g-mark.org/