大和物流/「東大阪物流センター」を稼働開始 物流不動産・施設 2023.06.17 「東大阪物流センター」を稼働開始しました ■関西エリアにおける建築・建材物流サービスの中核拠点 大和ハウスグループの大和物流株式会社(本社:大阪市西区 、社長:木下健治)は、2022年9月28日、大阪府東大阪市において物流施設「東大阪物流センター」を竣工し、10月4日に稼働を開始しましたので、お知らせします。 【東大阪物流センター】 1. 本センターにおける事業内容 当社は、物流施設需要が高まる大阪府内陸部において、2021年8月から「東大阪物流センター」(以下「本センター」)を建設しておりましたが、このたび建物が竣工し、稼働を開始しました。 本センターは、関西エリアにおける建築・建材物流サービスの中核拠点として、建築資材や住宅設備、機械などを扱う製造業者、流通業者向けに、エリア配送、共同配送といった効率的な輸配送ソリューションを展開します。 なお、本センターの開設に伴い、旧「門真物流センター」(大阪府門真市)および旧「大東物流センター」(大阪府大東市)の事業を本センターに移転します。両拠点の車両や人員、物流ノウハウなどを統合し、安定的な事業運営を行います。 2. 本センターの特長(1)大阪市および近郊都市への輸配送に最適な立地 本センターは、阪神高速13号東大阪線「水走インターチェンジ」から約1kmに位置し、大阪市中心部まで約30分圏内と、配送拠点として最適な立地です。また、大阪外環状線(国道170号線)が隣接しているため、東大阪市をはじめ、門真市、寝屋川市、八尾市など大阪市近郊の主要都市もカバーできます。 【地図】 (2)効率的なオペレーションが可能な施設仕様 本センターは、重量物の保管・荷役にも対応できる低床式の物流施設です。開口スペースには18台の大型トラックが同時に接車でき、合計6基の搬送設備を活用することでスムーズな貨物の搬送が可能です。 【倉庫内観(1階)】 【トラックバース】 (3)環境配慮型物流センター 本センターでは、屋上に約600kWの太陽光パネルを敷設し、発電した電力を施設内で自家消費するとともに、余剰電力は固定価格買取制度(FIT)を通した売電を予定しています。また、省エネ性に優れるLED照明を全館に導入し、環境に配慮した省エネルギー運営を図ります。 【上空写真】 3. 施設概要名称:大和物流株式会社「東大阪物流センター」所在地:大阪府東大阪市宝町17番25号敷地面積:19,688.18㎡(約5,955.67坪)延床面積:27,929.77㎡(約8,448.76坪)構造・規模:鉄骨造 地上3階建て 低床式床荷重:各階:2.0t/㎡梁下有効高:各階:5.5m搬送設備:貨物用エレベーター4基(3.6t:3基、4.6t:1基)、垂直搬送機2基(1.5t)環境対応:全館 LED 照明導入、ソーラーパネル敷設 ※2023年1月頃発電開始予定(総発電容量:ソーラーパネル:約623kW、パワーコンディショナー:約500kW)(年間予定発電量:約67万kWh)アクセス:阪神高速13号東大阪線「水走インターチェンジ」から約1km最寄り駅:近鉄けいはんな線「新石切駅」から約750m※Osaka Metro中央線と直結運行着工:2021年8月7日竣工:2022年9月28日稼働:2022年10月4日施主:大和物流株式会社設計・施工:大和ハウス工業株式会社運営:大和物流株式会社URL:https://www.daiwabutsuryu.co.jp/center/higashiosakaお客さまお問い合わせ先:大和物流株式会社 東大阪支店TEL:072 – 985 -1710 FAX:072-985-2811 ●大和物流について 当社は1959 年に大和ハウス工業株式会社の物流子会社として設立し、今年で創立63 年を迎えました。建築・建材物流をコア事業とした総合物流業のほか、お客さまのニーズに合わせた物流施設開発を全国で進め、現在、自社で管理・運営する物流施設は、100ヵ所・総延床面積約34万坪(2022年9月末時点)に上ります。また、ベトナムの現地法人を軸にグローバルへの展開も積極的に進めています。