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日立物流/オランダ国際フォワーディング会社を株式取得(子会社化)

物流全般 2023.06.17

オランダ国際フォワーディング会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ

当社は、本日の取締役会でオランダの国際フォワーディング会社 Cyber Freight InternationalHolding B.V.(以下、CyberFreight 社)の全株式を取得する株式譲渡契約を締結することを決議しましたので、お知らせいたします。
1.株式取得の理由
CyberFreight 社はオランダのスキポール空港近郊に本社、倉庫、航空フォワーディング事務所、ロッテルダム港近郊に海上フォワーディング事務所を有し、医薬・食品関連を中心に製造業・流通業の幅広い顧客に対して8つのサービスメニューによるワンストップ・サービスを提供しています。
2011 年より、GDP(※1)、CEIV Pharma(※2)等、必要な認証・ライセンスを取得し、三温度帯(15~25℃、2~8℃、-80℃)での温度管理が可能な設備や、医薬品の開封検査を実施できるクリーンルーム等を設置して、医薬品業界向けに事業領域を拡大してきました。厳格なトレーニングを受けたスタッフによる医薬品の取り扱いにより、高度な品質レベルを維持しており、現在、世界各国の医薬品顧客から多くの業務と高い信頼及び評価を得ています。
当社グループは、メディカル事業を注力分野に位置づけ、東日本第二メディカル物流センターをはじめとする GDP に準拠した国内拠点を整備し、関西空港及び成田空港で CEIV Pharma 認証を取得するなど、医薬品温度管理輸送における高品質なサプライチェーン構築に向けた取り組みを推進しています。
また、中期経営計画(LOGISTEED2024)においては、「海外事業強化・拡大」を重点施策のひとつとして掲げ、欧州成長エリア・市場での事業拡大を進めています。本株式取得により、CyberFreight社の有する医薬品のオペレーションノウハウやフォワーディングネットワークを活用し、日系・外資系の医薬品顧客へ共同で営業展開を図ることで、グローバルにおける医薬品事業の拡大が期待できます。
※1 GDP(Good Distribution Practice):医薬品流通過程の品質を保証する物流基準
※2 CEIV Pharma(The Center of Excellence for Independent Validators in Pharmaceutical Logistics):世界各国・各地域で異なる GDP
を包括的に網羅する医薬品温度管理航空輸送の品質認証として、IATA が策定したグローバルでの統一基準

(略)

以下、詳細は下記アドレスを参照ください。

https://www.hitachi-transportsystem.com/jp/news/pdf/2022092902.pdf

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