リコーエレメックス/狭いスペースでも多様な搬送物に対応する無人搬送車「RICOH AGV 3000」を新発売 物流関連商品 2023.06.17 狭いスペースでも多様な搬送物に対応する無人搬送車「RICOH AGV 3000」を新発売 2022年9月5日 リコーエレメックス株式会社 リコーエレメックス株式会社(社長執行役員:森 泰智)は、生産現場や物流現場において、狭小スペースや多様なレイアウト、荷物形状に対応して物品の搬送を行うAGV(無人搬送車)*1の新製品「RICOH AGV 3000」を、10月20日に発売します。 本製品は、搬送ルートの認識手法として光学式を採用しているため、一般的な黒色ビニールテープで搬送ルートのコースを安価に作成できます。前モデルと比較して小型化を実現し、通路幅が限られるような場所でも既存設備を動かさずに、小回りを利かせて走行が可能です。また、走行性能や搬送性能を強化し、既存設備に応じたカスタマイズがしやすいため、大幅な設備の変更をせずにオペレーションコストを抑えながら、現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)に貢献します。 本製品のデモンストレーションは、9月13日から9月16日まで東京ビッグサイトにて行われる「国際物流総合展2022 Logis-Tech Tokyo 2022」の、株式会社TANAX様のブース内でご覧いただけます。 *1 AGV Automated Guided Vehicle の略称で、床面のテープを認識しながら走行する無人搬送車のこと。 RICOH AGV 3000T 製品名 RICOH AGV 3000L RICOH AGV 3000T 車体寸法(突起物除く) 400(W)×1017(D)×240(H)mm※ 400(W)×1017(D)×600(H)mm※ 誘導方式 画像認識誘導(黒色のビニールテープ) 走行方向 前進・後進(直進)・回転 最高走行速度 60m/分 最少旋回半径 R600mm 最大積載重量 200kg※ 30kg※ ※ 標準構成の場合。カスタマイズ時は変動する場合があります。 「RICOH AGV 3000」の主な特徴 AGVで一般的な磁気式と比較して、ラインの敷設費用が安価に抑えられる光学式を採用。黒色を認識する画像認識誘導方式のため、市販の黒色ビニールテープでコースを作成するだけで走行可能で、技術者・専門家による設計がなくてもコースの修正・変更が容易に行えます。現場に合わせた柔軟なコース作りにより、従来の業務の流れを大きく変えずに導入が可能です。 搬送部は、標準品の他、お客様の要望に応じてカスタマイズした形状での納品が可能です。 工場や倉庫の狭い通路を走行できるコンパクトな仕様で、最大積載重量200kg、最高速度60m/分*2と、人の歩行と同じ速さで搬送できます。棚車やかご車を持ち上げて運べるため、受け渡しに人手が不要となり、省人化に貢献します。 搬送物との連結部分がカスタマイズしやすい構造で、周辺設備との連携もできるため、AGVから直接コンベヤに移載するなど、お客様の搬送物に合わせた対応が可能です。 倉庫管理や生産管理などの上位のシステムと連携したAGVの走行管理ができるため、工程の全体的なコスト低減に貢献します。 *2 前モデル比 積載重量:約300%、走行速度:約200%向上。 今後の展開 生産・物流の現場が抱える多様な課題を解決するため、AGVのラインアップを強化するとともに、搬送に関わる設備やシステムとのAGVの連携を強化してまいります。 展示会詳細 名称 国際物流総合展2022 Logis-Tech Tokyo 2022 会期 2022年9月13日(火)~16日(金)の4日間 10:00~17:00 場所 東京ビッグサイト(東京国際展示場)第1~8ホール 主催 一般社団法人 日本産業機械工業会一般社団法人 日本産業車両協会一般社団法人 日本パレット協会一般社団法人 日本運搬車両機器協会一般社団法人 日本物流システム機器協会公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会一般社団法人 日本能率協会 URL https://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/ltt/index.html 関連情報 製品紹介ページ