豊島/貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz」を運営するトレードワルツの第三者割当増資を引受け 物流システム 2023.06.17 貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz®」を運営する株式会社トレードワルツの第三者割当増資の引受について 豊島株式会社(代表取締役社長:豊島半七、名古屋市中区)は、貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz®」を運営する株式会社トレードワルツ(代表取締役社長:小島裕久、東京都千代田区、以下:トレードワルツ)が実施する第三者割当増資を引き受けました。 トレードワルツについて トレードワルツは、日本と世界のアナログな貿易手続きの完全電子化を目指し、2020年11月に株式会社エヌ・ティ・ティ・データをはじめとする7社の共同出資で事業を開始しました。その後、2021年8月には東京大学のベンチャーキャピタルや物流会社2社+αの共同出資等を、ほかにも政府の支援等を経て、現在は10社共同出資の産官学All Japanスタートアップとして活動をしています。 日本の貿易コンソーシアム活動から生まれた貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz®」は、実務者の手元業務を電子化し、44%以上の業務効率化を生み出すと過去の実証試験で証明されています。今年4月には、お客様の声を反映した輸出輸入の基本機能を具備した「製品版」のTradeWaltzをリリースし、サービスフィーを払い本番業務で利用できるユーザーが徐々に増えています。 出資背景 当社は、世界各地から原料・糸・生地の買い付けおよび販売や、最終製品の企画から生産まで一連のプロセスを手掛け、ファッション産業のあらゆる過程において総合的に事業を展開しています。その中で、アパレル貿易はサンプル件数が多いこと、また品目ごとに申告手続きが必要になる等、手続きが膨大かつ煩雑となっており、貿易業務のデジタル化・効率化は急務とされています。 当社はICTを基盤として課題解決に役立つ提案を行うライフスタイル商社として、ファッション業界全体へTradeWaltzを普及促進することで、業界全体のDX、そして消費者の皆様へのさらなる価値提供に貢献してまいります。 ■株式会社トレードワルツ商号 :株式会社トレードワルツ代表者 :代表取締役社長 小島 裕久所在 :〒100-6036 東京都千代田区霞ヶ関三丁目2番5号 霞が関ビルディング36階 WORKSTYLING設立 :2020年(令和2年)4月事業内容:ブロックチェーンを活用した貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz」のSaaS(注)提供人員数 :44名(フルタイム)URL :https://www.tradewaltz.com株主一覧:株式会社エヌ・ティティ・データ、豊田通商株式会社、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、 三菱商事株式会社、株式会社TW Link、東京海上日動火災保険株式会社、豊島株式会社、 株式会社上組、株式会社フジトランス コーポレーション、三井倉庫ホールディングス株式会社、 株式会社日新、株式会社三菱UFJ銀行、三菱倉庫株式会社、損害保険ジャパン株式会社(注)Software as a Serviceの略で、ユーザーがインターネット経由で必要なソフトウェア機能を利用する仕組み ■豊島株式会社 1841年創業。180年を超える歴史の中で、時代の変化に応じて事業領域を拡大。現在では世界各地から原料・糸・生地の買付け・販売や、最終製品の企画から生産管理、納品まで一連のプロセスを手掛けファッション産業のあらゆる過程において総合的に事業を展開しています。また、持続可能なライフスタイルを提案する企業としてさまざまなサステナブル素材や機能素材の開発と提供、そしてテックベンチャーへの投資やスマートウェアの開発を推進しています。2019年より、「MY WILL(マイ・ウィル)」をステートメントとし、サステナビリティやテクノロジー、素材に対する当社の姿勢を打ち出しています。https://www.toyoshima.co.jp/