ＳＧホールディングスグループの佐川急便株式会社は、このたび関西国際空港における国際航空運送協会（IATA）が策定した医薬品航空輸送に関する品質認証「CEIV Pharma^※1」を取得しましたのでお知らせします。

佐川急便はこれまで、医薬品や生体試料の輸送に適した車両や資材、保管に適した施設などを活用したさまざまな物流スキームを構築してまいりました。また、病院の院外倉庫管理や調剤薬輸送、検体輸送など、専門性の高いメディカル領域をトータルでサポートしています。
そして、このたび医薬品貨物関連のお客さまに、佐川急便の輸送サービスをより安心してご利用いただくことを目的に2020年12月より関西エアポート株式会社が主宰する「KIX Pharma コミュニティ」に参画し、「CEIV Pharma」を取得しました。
今回の認証取得に合わせ、医薬品規格適合温調車を導入し、高まる医薬品輸送時における品質保持に応えるとともに、より多くのお客さまに、安全で高品質な医薬品輸送を提供してまいります。なお、成田国際空港においても、2022年度中の認証取得を目指しております。今後も佐川急便はお客さまのさまざまなニーズにお応えできるよう、より高品質なサービスの提供に努めてまいります。

• ※1
  CEIV Pharma
  The Center of Excellence for Independent Validators in Pharmaceutical Logistics の略で国際航空運送協会（IATA）が策定した医薬品の航空輸送品質認証で、医薬品の航空輸送におけるグローバルでの統一基準として、世界各国のGDP^※2を包括的に網羅した内容となっており、高い輸送品質を保ったサプライチェーンを構築することを目的としている制度。
• ※2
  GDP
  Good Distribution Practice の略で医療・医薬品の物流に関する基準。