大運/営業収入は8・5%増、経常利益は前年比50・6%減(2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)) 決算短信 2023.06.17 2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)単位・百万円 営業収入 営業利益 経常利益 当期純利益 2023年3月期第1四半期 2,228 8.5 55 △45.0 73 △50.6 45 △65.02022年3月期第1四半期 2,054 15.6 101 419.2 148 197.1 130 321.4 (略) 1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明当第1四半期累計期間(2022年4月1日~2022年6月30日)における世界経済は、ロシアのウクライナ侵攻の長期化や中国上海のロックダウンにより原材料・部品調達においてインフレ圧力が上昇し、世界経済活動の重しになってきております。わが国内におきましても、新型コロナウイルス感染症による厳しい活動制限から緩和され正常化に向かう中、急速な円安ドル高による消費者物価高騰による消費活動の停滞が懸念されます。また、海上コンテナ不足に加え、燃料費の高騰や労働力不足が海運市況の混乱を助長する結果になっており、不透明な状況が続いております。当社ではお客様の理解のもと、各国の協力代理店及び船会社と緊密な連携を取り合ってコンテナ配送手配、荷役作業等を行い、また、事務処理の効率化等、経費の削減に努めましたが、輸送コストの高止まりによる収益水準を押し下げました。当第1四半期累計期間(2022年4月1日~2022年6月30日)における当社の業績につきましては、新型コロナウイルスの影響もありましたが、営業収入は増加し、営業利益については前年比で減少しました。これは燃料費等諸コストの高騰によるものであります。この結果、当第1四半期累計期間における営業収入は2,228,423千円で、前年同四半期累計期間と比べ174,357千円(8.5%)の増収となりました。営業利益は55,817千円で、前年同四半期累計期間と比べ45,721千円(45.0%)の減益となりました。経常利益は73,487千円で、前年同四半期累計期間と比べ75,224千円(50.6%)の減益となりました。また、四半期純利益は45,679千円となり、前年同四半期累計期間と比べ84,746千円(65.0%)の減益となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。① 港湾運送事業当社の主要セグメントである当セグメントにおきましては、今般新たな航路の取り扱いを始めたことにより既存および新規の取引増加が見込まれ、営業収入は前年同四半期比において増収となりました。この結果、営業収入(セグメント間の内部売上高又は振替高を除く)は2,162,641千円で、前年同四半期累計期間と比169,915千円(8.5%)の増収となり、全セグメントの97.0%を占めております。セグメント利益(営業利益)は146,397千円で、前年同四半期累計期間と比べ29,810千円(16.9%)の減益となりました。 ② 自動車運送事業当セグメントにおきましては、前年同四半期とほぼ同水準となりました。この結果、営業収入(セグメント間の内部売上高又は振替高を除く)は64,534千円で、前年同四半期累計期間と比べ4,496千円(7.5%)の増収となり、全セグメントの2.9%を占めております。セグメント利益(営業利益)は7,034千円で、前年同四半期累計期間と比べ3,033千円(75.8%)の増益となりました。 ③ その他当セグメントにおきましては、前年同四半期とほぼ同水準となりました。この結果、営業収入は1,247千円で、前年同四半期累計期間と比べ53千円(4.1%)の減収となり、全セグメントの0.1%を占めております。セグメント利益(営業利益)は1,239千円で、前年同四半期累計期間と比べ53千円(4.2%)の減益となりました。 (略)