マルハニチロ/物流事業の売上高は前年比1・3%増、営業利益は前年比2・6%減(2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2023年3月期第1四半期 232,618 14.9 7,869 24.9 12,175 72.0 7,675 52.12022年3月期第1四半期 202,536 6.5 6,298 52.0 7,079 60.2 5,045 105.1(注)包括利益 2023年3月期第1四半期 15,438百万円( 61.3%) 2022年3月期第1四半期 9,572百万円( -%) (略) 1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスによる行動制限が緩和されたことから個人消費が持ち直し、外食・宿泊関連のサービス業や小売業を中心に業績の改善がみられました。その一方で、ウクライナ情勢の緊迫化や歴史的な円安の進行に伴う原材料・エネルギー資源価格の高騰や、中国上海のロックダウンを受けたグローバルサプライチェーンの混乱もあり、製造業については緩やかな回復に留まっております。また、新型コロナウイルスの変異株発生懸念も残るなど、当社グループを取り巻く環境は依然として不透明な状況が継続しております。このような状況のもと、当社グループにおいては、2022年4月よりグループ新中期経営計画「海といのちの未来をつくる MNV 2024」がスタートいたしました。当計画の策定にあたり、長期経営ビジョンを以下の3つに再定義しております。①事業活動を通じた経済価値、社会価値、環境価値の創造により、持続可能な地域・社会づくりに貢献する②総合食品企業として、グローバルに「マルハニチロブランド」の提供価値を高め、お客様の健康価値創造に貢献する③水産資源調達力と食品加工技術力に基づく持続可能なバリューチェーンを強化し、企業価値の最大化を実現する以上の長期経営ビジョンの実現に向けて、「経営戦略とサステナビリティの統合」「価値創造経営の実践」「持続的成長のための経営基盤強化」に取り組んでまいります。当社グループの当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は232,618百万円(前年同期比14.9%増)、営業利益は7,869百万円(前年同期比24.9%増)、経常利益は12,175百万円(前年同期比72.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,675百万円(前年同期比52.1%増)となりました。 各セグメントの経営成績は次のとおりであります。なお、従来、報告セグメントについては「水産資源」、「加工」及び「物流」の3区分としておりましたが、水産資源調達力と食品加工技術を生かしたバリューチェーンの更なる強化拡充を図るため、当第1四半期連結会計期間より「水産資源」、「加工食品」、「食材流通」及び「物流」の4区分に変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。 (略) 物流事業物流事業は、海外輸入品を中心に保管在庫数量の回復が遅れる中、大都市を中心に入庫数量の増加に努め増収となりましたが、燃料費調整単価の上昇に伴う動力費の大幅な増加等により、売上高は4,273百万円(前年同期比1.3%増)、営業利益は341百万円(前年同期比2.6%減)となりました。 (略)