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丸全昭和運輸/経常利益は前年比23・9%増(2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益 経常利益  当期純利益

2023年3月期第1四半期 34,418 5.8   3,001 23.4  3,437 23.9  2,356 35.2
2022年3月期第1四半期 32,540 11.3 2 ,432 6.5   2,775 8.7   1,742 3.1
(注)包括利益 2023年3月期第1四半期 2,227百万円 (33.9%) 2022年3月期第1四半期 1,663百万円 (△27.6%)

(略)

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が依然として沈静化しておりませんが、経済活動は行動制限の緩和により正常化に向かい、景気の持ち直しが期待された一方で、急激な円安による為替相場の変動や、ロシアのウクライナ侵攻に起因する原油価格や原材料価格の高騰など、先行きは依然として不透明な状況が続きました。一方、世界経済においても、欧米諸国などではウィズ・コロナの新生活様式にともない、感染症対策を軽減し、経済活動にも回復の動きが出ているなか、中国都市部で続いたロックダウンにより、経済や物流面で世界的に悪影響を及ぼすなど、新型コロナウイルス感染症の動向が、経済活動への影響を及ぼす状況が続きました。
このような状況下、当第1四半期連結累計期間の経営成績につきましては、売上高は34,418百万円(前年同期比5.8%増)、営業利益は3,001百万円(前年同期比23.4%増)、経常利益は3,437百万円(前年同期比23.9%増)、そして親会社株主に帰属する四半期純利益は2,356百万円(前年同期比35.2%増)となりました。

セグメント別の状況につきましては、次のとおりであります。
<物流事業>
貨物自動車運送事業については、関東地区では、タイヤの取扱い増加がありましたが、日用雑貨の取扱い減少がありました。中部地区では、自動車部品の取扱い増加がありましたが、ステンレス製品の取扱い減少がありました。関西地区では、電力機器関連の取扱い増加がありましたが、貨物自動車運送事業全体では、わずかながら減収となりました。
港湾運送事業については、関東地区では、青果物の取扱い減少がありましたが、建設機械の輸出入や発電用原料や穀物の取扱いの増加がありました。中部地区では、自動車部品の取扱い増加があり、港湾運送事業全体では、増収となりました。
倉庫業については、関東地区では、自動車部品や化成品の取扱い増加がありました。関西地区では、電力機器関連や日用雑貨の取扱い増加があり、倉庫業全体では、増収となりました。
鉄道利用運送事業については、住宅資材の取扱い減少があり、減収となりました。
物流附帯事業については、外航船収入では、化成品や電極関連品の取扱い増加があり、大幅な増収となりました。
航空収入では、日用雑貨の取扱い減少があり、減収となりました。梱包収入では、電力機器関連の取扱い減少があり、減収となりました。物流附帯事業全体では、増収となりました。
その結果、物流事業の売上高は前年同期比6.3%増収の29,904百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比27.8%増益の2,579百万円となりました。

<構内作業及び機械荷役事業>
構内作業については、ステンレス製品の取扱い減少がありましたが、建設機械の取扱い増加があり、構内作業及び機械荷役事業全体では、わずかながら増収となりました。
その結果、構内作業及び機械荷役事業の売上高は前年同期比1.9%増収の3,961百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比2.2%増益の301百万円となりました。

<その他事業>
その他事業の売上高は前年同期比6.7%増収の552百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比1.4%増益の120百万円となりました。

(略)

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