南総通運/営業収入は前年比0・7%減、経常利益は前年比30・7%増(2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 営業収入 営業利益 経常利益 当期純利益 2023年3月期第1四半期 3,641 △0.7 487 29.5 484 30.7 330 11.62022年3月期第1四半期 3,666 9.2 376 6.5 370 5.5 296 52.1(注)包括利益 2023年3月期第1四半期 318百万円 (13.6%) 2022年3月期第1四半期 280百万円 (19.4%) (略) 1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、本年3月下 旬に政府が「まん延防止等重点措置」を全面解除し、社会経済活動回復への動きが見られましたが、新種株の出現など、依 然として感染症収束の見通しが立たない一方、ウクライナをはじめとする世界情勢の動向から原油価格・原材料価格の高騰、 原材料不足による諸産業での生産量の停滞等に影響し、また、生活必需品の価格上昇により個人消費に影響が及び、さらに 急速な円安の進行など、経済情勢への懸念材料は多く、先行きの不透明感を拭いきれない状況を継続しております。物流業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が長引く中、半導体不足等による製造業の生産量停滞をはじ め、個人消費の低迷などから、全体的な輸送需要は停滞するものと思われます。一方、ライフスタイルの変化が定着してき たことを背景にEC市場は商品販売やサービスの充実に拡大基調で、宅配便取扱個数増を継続しております。これに伴い輸送 の小口化によるトラックの分散化と積載率低下、物流拠点における待機時間の長期化に伴うドライバー拘束時間の長期化、 恒常化しつつあるドライバー不足と2024年問題に向けた対応、燃料価格の高止まり等、物流業界では厳しい経営環境が継続 されると予測されます。このような経営環境の下で当社グループは、お客様の立場に立ったよりご満足いただける物流サービスをご提案、ご提供し、新規のお客様との取引拡大に積極的に取り組むとともに、お客様の物流コスト削減にご協力させていただくべく、輸送 や倉庫内オペレーションの効率化と経費節減にも積極的に取り組んでまいりました。 この結果、当第1四半期連結累計期間の営業収入は、3,641百万円(前年同四半期比△0.7%減)となりましたが、営業利益 は487百万円(前年同四半期比29.5%増)、経常利益は484百万円(前年同四半期比30.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純 利益は330百万円(前年同四半期比11.6%増)となりました。 (略)