杉村倉庫/営業収益は前年比5・4%増、経常利益は前年比20・6%減(2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益 2023年3月期第1四半期 2,578 5.4 231 △23.7 241 △20.6 160 △20.22022年3月期第1四半期 2,445 △0.9 302 13.4 304 12.6 201 △9.7(注)包括利益 2023年3月期第1四半期 179百万円(△19.1%) 2022年3月期第1四半期 221百万円( △8.3%) (略) 1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による行動制限が緩和されたことにより、小売や外食などの個人消費が持ち直しの動きを見せましたが、ウクライナ情勢や各国金融政策などを起因とした物価上昇や部材不足の問題が顕在化しました。倉庫物流業界におきましても、国内消費の回復により入出庫高と保管残高に回復の兆しは見られるものの、燃料費の高騰や新たな変異株の拡大の懸念などにより、先行きが不透明な状況となっております。このような情勢のもと、当社グループは業務のより一層の効率化を行い高品質の物流サービスを提供して、顧客満足度を向上させることを目指してまいりました。当第1四半期連結累計期間における当社グループの営業収益は25億7千8百万円となり、前年同四半期に比べ1億3千3百万円(5.4%)の増収となりました。営業原価は、修繕費が増加したことなどにより20億6千8百万円となり、前年同四半期に比べ1億5千5百万円(8.1%)増加しました。また、販売費及び一般管理費は、前期に稼働を開始した基幹システムの償却費が増加したことなどにより2億7千8百万円となり、前年同四半期に比べ4千9百万円(21.9%)増加しました。これらにより、営業利益は2億3千1百万円となり、前年同四半期に比べ7千1百万円(23.7%)の減益となり、経常利益は2億4千1百万円となり前年同四半期に比べ6千2百万円(20.6%)の減益となりました。その結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億6千万円となり、前年同四半期に比べ4千万円(20.2%)の減益となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。(物流事業)倉庫業務は、前期1月に新規営業所(江東営業所)が開設されたことなどにより、保管料や荷役荷捌料の収入が増加しました。運送業務は前年同四半期は低調だった配送の取扱が回復を見せました。この結果、外部顧客に対する営業収益は21億5千5百万円となり、前年同四半期に比べ1億3千6百万円(6.8%)の増収となりましたが、営業原価で修繕費が増加し、販売費及び一般管理費で基幹システムの償却費が増加したことなどにより、セグメント利益は1億6百万円となり、前年同四半期に比べ3千7百万円(25.8%)の減益となりました。 (不動産事業)既存物件で新規顧客への賃貸が開始されましたが、駐車場賃貸で大口契約の解約が発生したことなどにより、外部顧客に対する営業収益は3億2千3百万円となり、前年同四半期に比べ2百万円(0.8%)の減収となりました。また、基幹システムの償却費が増加したことなどにより、セグメント利益は2億2千3百万円となり、前年同四半期に比べ2千2百万円(9.2%)の減益となりました。 (その他の事業)ゴルフ練習場は猛暑の影響などにより利用球数が減少し、営業収益が7千3百万円となり減収となりました。売電事業は日照量の増加により発電量が増加したため、営業収益が2千4百万円となり増収となりました。以上により、その他の事業の営業収益は9千9百万円となり、前年同四半期に比べ若干(0.6%)の減収となりました。セグメント利益は4千6百万円となり、前年同四半期に比べ若干(0.7%)の増益となりました。 (略)