櫻島埠頭/400万円の経常損失を計上(2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2023年3月期第1四半期 809 △7.6 △37 - △4 - △15 -2022年3月期第1四半期 876 - △15 - 13 △86.6 7 △90.4(注)包括利益 2023年3月期第1四半期 △57 百万円 ( -%) 2022年3月期第1四半期 △1 百万円 ( -%)※「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を前第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、2022年3月期第1四半期に係る売上高については、当該会計基準等を適用した後の数値となっており、対前年同四半期増減率は記載しておりません。 (略) 1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明当第1四半期連結累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下コロナ感染症)の影響による厳しい状況が徐々に緩和され、企業の経済活動や個人消費には持ち直しの動きが見られる一方、ウクライナ情勢の影響による原材料やエネルギー価格の高騰、物価上昇や金融・為替市場の変動など世界経済の下振れリスクも顕在化しつつあり、引き続き注視が必要な厳しい環境下にあります。このような情勢のもと、当社グループは、大阪港における事業上の好立地と充実した設備による付加価値の高いサービスをお客様に提供することを通じて、わが国の経済発展に貢献するという企業理念のもと、新たに第3次中期経営計画「構造変化への挑戦」(2022年度~2024年度)を策定いたしました。外部環境の変化に対応して経営資源を配置・投入し、中長期的視野に立った設備投資や更新投資、メンテナンスを実施していくことで、既存事業の足場固めを行うとともに、新規ビジネスを開拓・育成することや地場産業との関係を深めることなどによって、わが社の強みを活かした付加価値のある仕事を追求するなど事業ポートフォリオを改善し、長期に亘り安定した収益を維持・拡大できる事業基盤の強化に努めてまいります。また、2022年3月に発生しましたクレーンの不具合については、6月末に修理が完了し順調に稼働を開始しております。お客様へ多大なるご迷惑をおかけしたことを反省し、港湾物流サービスを常に安定的にご提供できるよう、引き続き設備の維持更新やBCP対応力の強化に努めて参ります。上記の事業活動を踏まえ、当第1四半期連結累計期間の売上高は、クレーンの修理に伴うばら貨物の取扱いが一時的に減少したため809百万円となり、前年同期に比べ66百万円、7.6%の減収となりました。売上原価は、人件費や設備修理費などが増加したものの、ばら貨物の売上の減少に伴い荷役関係諸払費が減少したことなどにより、726百万円となり、前年同期に比べ48百万円、6.3%の減少となりました。販売費及び一般管理費につきましては、121百万円となり、前年同期に比べ4百万円、3.8%の増加となりました。この結果、当第1四半期連結累計期間の営業損失は37百万円となり、前年同期に比べ22百万円の減益となりました。また、経常損失につきましては、受取配当金を収受したことなどにより4百万円となり、前年同期に比べ17百万円の減益となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失につきましては、クレーンの不具合に伴う解決金を特別損失として計上したことから15百万円となり、前年同期に比べ23百万円の減益となりました。 セグメント別の営業の概況は、次のとおりです。(ばら貨物セグメント)ばら貨物については、主に石炭の取扱数量が減少したことから、ばら貨物セグメントの売上高は395百万円となり、前年同期に比べ86百万円、18.0%の減収となりました。 (液体貨物セグメント)液体貨物については、原料・燃料用ともに貨物の荷動きが好調に推移し、前年同期に比べタンクの稼働率が上がったことなどにより、液体貨物セグメントの売上高は298百万円となり、前年同期に比べ36百万円、14.1%の増収となりました。 (物流倉庫セグメント)物流倉庫については、コロナ感染症の影響で水産品を中心に冷蔵倉庫の取扱数量が減少したことにより、物流倉庫セグメントの売上高は108百万円となり、前年同期に比べ、16百万円、13.2%の減収となりました。 (その他のセグメント)その他のセグメントの売上高については、売電事業により、前年同期並みの6百万円となりました。 (略)