兼松油槽/名古屋油槽所の石油製品の保管並びに受払事業に関連する業務をセントラル・タンクターミナルに譲渡 SCM・製造拠点 2023.06.17 兼松油槽株式会社名古屋油槽所の事業譲渡について セントラル・タンクターミナル株式会社(以下「CTT」)と兼松油槽株式会社(以下「兼松油槽」)は、兼松油槽が名古屋油槽所(名古屋市港区潮見町)において営む石油製品の保管並びに受払事業に関連する業務をCTTに譲渡することについて合意し、2022年6月28日付けで事業譲渡契約を締結しましたのでお知らせ致します。 本件の経緯 CTTは全国7拠点で化学品を中心にタンクターミナルを運営し、特に京浜地区と名古屋地区においては、高い稼動率を維持しており、今後も高い需要が続くと見込まれている。名古屋地区では、既存のCTT名古屋事業所南ターミナル、2019年に取得した名古屋事業所北ターミナル(旧宝ケミカルの油槽所)に続き、3カ所目の拠点確保となります。事業譲受後、名古屋油槽所のタンク20基のうち10基の建て替え工事に着手します。10基はすべてステンレス(SUS)製とし、全国的にも希少な消防法危険物第4類1石に対応します。9月以降、順次着工し、23年7月に最初の1基が完成予定で、10基すべての工事終了は24年4月頃を見込んでいます。このほか名古屋事業所北ターミナルでも遊休地にタンク4基を増設中で、兼松油槽の名古屋油槽所の10基と合わせて名古屋地区では計14基増となり、キャパシティがアップします。CTTは昨年、KKRグループとなりましたが、拡大戦略に変更はなく、今後も積極的にM&Aを進めていく方針です。一方、兼松油槽は長期にわたり、石油製品の保管・受払いの業務を営んで参りましたが、時代の変化に合わせた事業の効率化と適切な経営資源の配分のため、当事業はCTTへ譲渡するものの、兼松グループで必要なタンクは引き続き稼働するなど取引を継続し、事業の改善を図ります。 こうした両社の考えが一致し、協議・検討を重ねた結果、今般、事業譲渡締結の運びとなりました。今後、両社は既存のお客様の満足度維持に取り組み、事業譲渡・譲受を進めて参ります。 譲渡・譲受の対象となる財産について CTTは兼松油槽が名古屋油槽所で営んでいる石油製品の事業および太陽光発電にかかわる資産、契約上の地位その他財産を譲り受けます。 日程 2022年6月28日事業譲渡契約締結2022年9月9日事業譲受実行日(予定) 両社の会社概要 会社名セントラル・タンクターミナル株式会社所在地東京都中央区日本橋堀留町2-2-1代表者の氏名宮川 靖嘉資本金4億円事業内容パブリックタンクターミナルとこれに付随する事業従業員数210名会社名兼松油槽株式会社所在地東京都千代田区神田須田町1-5-1代表者の氏名青木 淳一郎資本金1億円事業内容 石油製品の保管と受払い業務、太陽光発電業務従業員数26名 当開示は任意開示であるため、一部開示を省略させていただいております。 以上