先進的テクノロジーを駆使した物流施設開発とソリューションのリーディングプロバイダーである日本GLP株式会社（本社所在地：東京都港区、代表取締役社長：帖佐 義之、以下「日本GLP」）は、神奈川県平塚市で延床面積がそれぞれ約37,000㎡と約28,000㎡の先進的物流施設「GLP 平塚Ⅱ・Ⅲ」の起工式を本日執り行いましたのでお知らせします。「GLP 平塚Ⅱ・Ⅲ」は、ツインシティ大神地区土地区画整理事業施行地区内に建設され、「GLP 平塚Ⅱ」は2023年6月、「GLP 平塚Ⅲ」は2023年8月に竣工を予定しています。

　「GLP 平塚Ⅱ・Ⅲ」は、Greenをコンセプトとして、地球環境・就労環境・地域環境の3つの側面に対して設計段階から施設稼働後まで配慮し、環境に配慮した持続性を有する施設づくりを行っています。

　地球環境へのアプローチとして、太陽光発電設備の設置や全館LED照明の採用、各Green Building認証の取得などESG/SDGsの対応を実現致します。就労環境へのアプローチとしては、庫内窓の設置や、バイオフィリックデザイン[1]を意識した緑あふれる内装、最寄りの公共交通機関からの通勤アクセスを整えるなど、快適な就労環境を作ることで安定的な雇用に貢献してまいります。そして、地域環境へのアプローチとしては、敷地外周にグリーンベルトを設け平塚市が推奨する植樹を行うなど、ポケットパークの設置を予定しており、日常の憩いの場所の提供を目指します。このほか、屋外階段を利用した緑化壁面などシンボリックな建物外観を計画しており、周辺地域との共生・共存を目指し、施設内のカフェテリアのテーブルやソファの素材には再生材を取り入れ、環境的な側面からも配慮された設計を行っています。また堅牢な建物を活かし災害時での貢献も目指してまいります。

　「GLP 平塚Ⅱ・Ⅲ」は、いずれも4層のボックス型で、ECや流通加工ニーズなどさまざまな業種に柔軟に対応できる、汎用性の高いハイブリッド型の先進的物流施設です。入居対象業種としてはECに加えて3PL、日用品など幅広い業種に対応する多様な仕様プランを提供します。また、大型車入場口の両脇にワイヤー式緑化を施し、施設のシンボルとなるエリアを設けると同時に大型車の認識を容易にし、施設内の動線をスムーズにします。

　日本GLP代表取締役社長の帖佐 義之は、「『GLP 平塚Ⅱ・Ⅲ』は、設計の段階から環境に配慮し、環境そして地域との共生を目指した物流施設です。本物件の建設地は区画整理事業施行地区内で、住宅街や商業施設が隣接し『モノ・ヒト・コト』が集まる、これから街としての成長が見込まれるエリアです。日本GLPは引き続き、カスタマーのニーズに柔軟に対応し、物流オペレーションの効率化向上の一助となる施設を提供するとともに、環境に配慮した施設づくりを行い、カスタマーや地域の持続可能な発展に寄与して参ります」と述べています。

　「GLP 平塚Ⅱ・Ⅲ」は、新東名高速道路「厚木南」ICから約1.5km、東名高速道路「厚木」ICから約3.0kmの場所に位置し、首都圏を含む広域配送が可能な立地にあり、物流拠点として優れた立地にあります。また、周辺には物流関連会社が多く、それら企業との連携によるサプライチェーンの効率化も期待できます。平塚エリアは、物流適地であることから物流施設建設が相次いでいますが、テナントの旺盛な需要は今後も続くとみています。また、周辺では大規模商業施設が開業予定であることから、経済が引き続き活性化されていくことが予想されます。

■施設概要
施設名：「GLP 平塚Ⅱ」
所在地：神奈川県平塚市大神
敷地面積：約17,800㎡
延床面積：約37,300㎡
構造：地上4階建て、耐震鉄骨造
着工：2022年6月
竣工：2023年6月（予定）
認証取得：CASBEE認証（予定）、BELS 5Star（予定）、ZEB認証（予定）

施設名：「GLP 平塚Ⅲ」
所在地：神奈川県平塚市大神
敷地面積：約13,600㎡
延床面積：約27,800㎡
構造：地上4階建て、耐震鉄骨造
着工：2022年7月
竣工：2023年8月（予定）
認証取得：CASBEE A認証（予定）、BELS 5Star（予定）、ZEB認証（予定）