商船三井/次世代石炭船「EeneX」第3船をエネルギア アザレアと命名 物流全般 2023.06.17 次世代石炭船「EeneX」第3船、”ENERGIA AZALEA(エネルギア アザレア)”と命名 2022年06月09日 株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)が運航する中国電力株式会社(社長:清水希茂、本社:広島県広島市、以下「中国電力」)向け次世代石炭船”ENERGIA AZALEA(エネルギア アザレア)”(以下「本船」)の命名式が、6月9日に株式会社名村造船所(社長:名村建介、本社:大阪市西区)にて挙行されました。中国電力代表取締役副社長の芦谷ご夫妻、当社代表取締役副社長の田中夫妻をはじめ多くの関係者が出席する中、本船は”ENERGIA AZALEA”と命名され、無事に支綱切断も行われました。 “ENERGIA AZALEA”の船名は、中国電力のブランド名”ENERGIA(エネルギア)”に加えて、同社・三隅火力発電所が所在する島根県浜田市の市花である「つつじ」を意味する”AZALEA(アザレア)”に由来します。 本船は、6月14日に竣工後、中国電力向けの専用船として、就航中の”ENERGIA CENTAURUS(エネルギア ケンタウルス)”と共に、同社の石炭火力発電所向け海外炭輸送の一翼を担い、持続的かつ安定的な電力供給に貢献します。 本船は、ドライバルク船の船型開発に知見があり建造経験豊富な国内造船所と、当社の運航と荷役に関する経験とノウハウを集結して設計した次世代型石炭船「EeneX(イーネックス)」の第3船です。ダブルハル構造を採用することで、貨物ホールドへのバラスト水漲水を不要とし、海中への汚水排水リスクの軽減、貨物への塩分・錆などの混入リスクの軽減を図っています。 当社は、日本の重要なエネルギーリソースを安全且つ安定的に、環境負荷を抑えて輸送し、お客様と環境にとって最適で「ストレスフリー」な輸送サービスを提供していきます。 次世代石炭船「EeneX」第3船”ENERGIA AZALEA” 【”ENERGIA AZALEA(エネルギア アザレア)”概要】全長:234.92m全幅:43.00m型深:20.05m載貨重量:99,965トン 関連プレスリリースとして以下をご参照ください。 2019年6月19日付「次世代石炭船「EeneX」を設計~クリーンなエネルギー輸送に貢献~」 2019年12月12日付「次世代石炭船「EeneX」2隻発注へ ~エネルギーの効率的な輸送へ貢献~」 2021年12月2日付「“KUROTAKISAN MARU Ⅲ(黒滝山丸Ⅲ)”竣工 ~次世代石炭船「EeneX」第1船~」 2022年5月30日付「次世代石炭船「EeneX」第2船、”HOKULINK(ほくリンク)”と命名」