三菱電機/インドでFA制御システム製品の新工場を建設 SCM・製造拠点 2023.06.17 三菱電機 インドでFA制御システム製品の新工場を建設 インドにおけるFA制御システム製品の生産能力増強 インドの新工場の完成予想図 三菱電機株式会社は、需要増加が見込まれるインドのFA制御システム製品の事業拡大に向け、インドの製造・販売拠点であるMitsubishi Electric India Pvt. Ltd.(三菱電機インド、以下、MEI)に約31億円を投資し、FA制御システム製品の新工場を建設します。 インドのFA市場は、自動車、食品・飲料、医薬品、データセンター、繊維などの業種を中心に、年率約8%の成長を続けており、今後もさらに市場拡大が見込まれます。 インドにおける当社のFA制御システム事業は、1990年代半ばに事業を開始して以降、2012年にインドのFA制御システム製品メーカーを買収し、開発拠点の開設やサービス拠点の拡充に加え、2013年にインドでの生産を開始するなど、継続的な事業体制強化を進めてきました。 当社は今回、インドのマハラシュトラ州プネ近郊に新工場を建設し、消費地での生産を拡大することで、今後の需要増加に対応した安定供給を実現し、インド政府のMake in India政策に貢献します。また、CO2排出量削減の取り組みを強化することで、カーボンニュートラルの実現を目指します。 新工場の概要 所在地 インド共和国 マハラシュトラ州プネ 敷地面積 約40,000m2 延床面積 約15,400m2、2階建て 生産品目 インバーターを中心とするFA制御システム製品 稼働開始 2023年12月予定 投資金額 約22億インドルピー(約31億円、土地・建物・生産設備を含む) 脱炭素化への取り組み 高効率の空調設備およびLED照明機器などの導入 SDGsへの取り組み 工場排水の再利用(地下浸透処理および緑化) MEIの概要 社名 Mitsubishi Electric India Pvt. Ltd.(三菱電機インド) 代表者 田村 一彦 所在地 インド共和国 ハリヤナ州グルグラム3rd Floor, Tower A, Global Gateway, MG Road, Gurugram – 122002, Haryana, India 出資比率 三菱電機アジア:58%、三菱電機:42% 資本金 44億インドルピー(約66億円) 設立 2010年9月21日 事業内容 FA制御システム製品の開発・製造・販売・アフターサービス空調機器、半導体の販売・アフターサービス鉄道車両用電機品の製造・販売・アフターサービス