物流ニュース

令和4年5月31日

１．特別積合せ貨物

（１）輸送トン数の概況
調査対象24社の本月の輸送量は､6,119千トン（前月比121.1％（季節調整済み100.9％）､前年同月比102.3％）であった。
平均稼働日数は24.8日（前月に比べて3.5日増加､前年同月に比べて0.3日減少）、稼動１日当たりの輸送量は､247千トン（前月比104.0％､前年同月比103.6％）であった。

（２）宅配便の概況
調査対象14社の本月の宅配便貨物の取り扱い個数は、426,615千個（前月比120.0％（季節調整済み105.4％）、前年同月比102.6％）であった。

（３）品目別及び地域別増減状況
調査対象25社における品目別及び地域別輸送状況について、主な増減要因は、以下のとおりであった。
品目別では、「農水産品」、「機械」、「食料工業品」及び「日用品」で２ヶ月連続の増加となった。

ａ．前月との比較

〇品目別
工場・生産地からの貨物増がすべての品目で、商社・問屋からの貨物増が「日用品」で、倉庫から出る貨物増が「機械」、「化学工業品」、「繊維工業品」、「食料工業品」及び「日用品」で、季節的需要増が「化学工業品」、「食料工業品」及び「日用品」で見られた。

〇地域別
「東北」、「関東地方」、「北陸信越」、「中部地方」、「近畿地方」及び「中国」で貨物増となっている。

b.前年同月との比較

〇品目別
工場・生産地からの貨物増が「食料工業品」で見られた。一方、商社・問屋からの貨物減が「日用品」で見られた。

〇地域別
特記する地域は見られなかった。

２．一般貨物

（１）地方運輸局等別輸送状況
全国の一般貨物トラック事業者（本月の回答事業者759社／調査対象事業者数987社）の輸送量は、前月比112.1％、前年同月比100.3％であった。