伊藤忠リート・マネジメント/運用する伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人と野田市が災害時における物流施設利用について協定を締結 物流不動産・施設 2023.06.17 野田市と伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人が災害時における物流施設利用について協定を締結 伊藤忠リート・マネジメント株式会社(以下、「IRM」といいます。)が運用する伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人(以下、「本投資法人」といいます。)は、本投資法人が所有する物流施設「アイミッションズパーク野田」(以下、「IMP野田」といいます。)につきまして、千葉県野田市と「災害時における避難者及び支援物資の受入に関する協定」を2022年5月25日付で締結しました。これにより、災害発生時に野田市において支援物資や被災者の受け入れが困難となる場合、IMP野田の敷地と建物の一部を支援物資の保管・管理及び被災者の一時避難場所として提供し、地域住民及び市民の皆様に対する災害時⽀援に迅速に対応できるように貢献します。IMP 野田は、効率的な荷物の保管・搬出が可能な最新鋭の物流施設であり、非常時にも車両がアクセスしやすいランプウェイなど、BCP(事業継続計画)を考慮した設備となっております。これらの施設特性を活かし、災害時には野田市と相互に連携することで、地域住民及び市民の皆様の安心・安全を支援することを目指します。 <野田市長 鈴木有氏>市では、災害から住民の方々の生命、身体及び財産を守るため、各種訓練や情報の発信体制の整備、避難所などで必要となります食料などの備蓄、各自治体や団体、民間企業等との災害時応援協定の締結などのほか、様々な防災対策を進めております。そのような中、本日伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人様と災害協定を交わし、災害時における国や他の自治体等から送られて来る食料及び生活必需品等の支援物資の拠点及び避難者受け入れのための施設としてIMP野田を利用できることとなり、今まで以上に避難者の生活の安定を図れることから、大変ありがたく思います。今後は、災害時等だけでなく訓練など様々な機会を通じながら連携を図り、普段から顔の見える良好な関係を構築していきたいと思います。 <IRM 社長 東海林淳一>物流施設は、皆様の日々の生活や企業の事業活動を支える社会的インフラの一端を担うものであり、本投資法人では、その責任・使命を強く認識しております。IRM では、BCP に優れた施設の運営を進めるとともに、地域コミュニティとの共生を実現する取り組みを積極的に企画・実施しています。そうした取組の中で、今回 IMP 野田が、入居企業様のご理解・ご協力も得て、地域の災害対策、地域コミュニティの安心・安全に貢献できることとなり、大変嬉しく思っております。今後も、野田市とは良い関係性を保ちながら、共に発展し、地域社会に貢献していきたいと思っております。IRMは伊藤忠グループ企業の一員として、伊藤忠商事が創業時より貫いている三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)の精神を踏襲しております。経営理念の一部でもある、高い倫理観、強い責任感、熱い情熱をもって投資運用業に向き合う企業文化を創り上げることは、まさにサステナビリティの力強い推進力に繋がっていくものと考えております。社会インフラとして物流施設の重要性が増す中で、地域社会に貢献できるよう、引き続きESGに配慮し事業活動を継続してまいります。