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川崎汽船/マレーシア国営石油ガス会社PETRONASグループ向けLNG船LAGENDA SURIAを竣工

物流全般 2023.06.17

マレーシア国営石油ガス会社PETRONASグループ向けLNG船”LAGENDA SURIA”竣工

本日、マレーシア国営石油ガス会社PETRONASグループ向け新造LNG船が、滬東中華造船において竣工いたしました。

本船は、2020年2月10日に公表しましたPETRONASグループが新造船をベースにマレーシア国外船社と締結した初めての長期定期傭船契約に基づくもので(注1)、”LAGENDA SURIA”と命名され、来月には姉妹船である”LAGENDA SERENITY”の竣工・命名が予定されています。両船は今後マレーシア(Bintulu港)から中国Shenergy(Group)Co.,Ltd.(以下、「Shenergy社」)向けのLNG輸送に従事します。

船名はマレー語でそれぞれ伝説(LAGENDA)/太陽(SURIA)/安定(SERENITY)を意味します。

今後、中型LNG船の標準船型となり得る新船型”Wuhaogou-Max(W-Max)”(注2)を採用した本船をLAGENDAと名付け、LNGというクリーンエネルギーを供給することで、太陽のように上海市を明るくする、そして持続的かつ安定した将来をもたらすという思いが込められています。

当社は、本年5月に公表した中期経営計画で成長の牽引役となる事業の1つとしてLNG輸送船事業を位置づけました。拡大するアジア需要の取り込みに向けて、変化する顧客ニーズに的確に応えた成長戦略に取り組みます。

(注1)2020年2月10日付プレスリリース:

「マレーシア国営石油ガス会社PETRONASグループ向けLNG船の長期定期傭船契約・造船契約締結」

https://www.kline.co.jp/ja/news/lng/lng-1799070520992772406/main/0/link/20200210_jp.pdf

(注2)Wuhaogou-Max(W-Max):本船LNG買主となるShenergy社のLNG受入基地、上海・五号溝(Wuhaogou)における最大船型

〔主要目〕

・造船所:滬東中華造船(Hudong-ZhonghuaShipbuilding(Group)Co.,Ltd.)

・全長:239.40m

・型幅:36.60m

・タンク容積:79,958m3

・推進機関:X-DF(ガス焚き低速ディーゼル機関)

・速力:17.5ノット

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