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マーストーケンソリューション/ 設置後の現場でもAndroid端末から簡単に設定・チューニング可能な 固定式コードリーダ を発売

物流システム 2023.06.17

業界初の新設計ズーム機能で長距離読取を実現、 設置後の現場でもAndroid端末から簡単に設定・チューニング可能な 固定式コードリーダ MCR-F1000新発売

RFID/バーコード・2次元コードなど自動認識システムの企画・開発・製造・販売を行う株式会社マーストーケンソリューション(以下:MTS、所在地:東京都新宿区、代表取締役社長 小平尚)は、固定式コードリーダ「MCR-F1000」の販売を開始いたします。

製品URL: https://www.mars-tohken.co.jp/products/adc/2D-fixed/detail/MCR-F1000.html

■MCR-F1000製品概要
産業用コードリーダとして、初のバリフォーカル(可変焦点)システムを採用。離れた1次元/2次元バーコードを的確に読み取る性能を大幅に向上させました。ズームと深い被写体深度、高精細イメージセンサを併せもち、読み取りが難しいダイレクトパーツマーキング(DPM:直接印字)や、異品種・異なる位置のシンボルを遠方から高速・高精度に読み取ります。さらにシンボルの印字品質チェックも搭載し、低品質な印字のバーコードを検出でき、次工程や出荷後のトラブルを低減に役立ちます。1台でさまざまな用途・現場に活用できるMCR-F1000ですが、現場ラインに設置したまま、無線LAN対応Android端末から設定を行うことができ、設定変更やメンテナンスにかかる手間・時間を節約できます。これらの機能で今まで手間がかかっていた製造現場での自動化・効率化やデータ管理精度向上を素早く簡単に実現。現場のDXを前進させます。

■MCR-F100の特長
◆バリフォーカル(可変焦点)システムを採用。オートフォーカス、ズーム機能搭載
5MピクセルグローバルシャッタCMOSイメージセンサ搭載で高精細な読み取りを実現

産業用コードリーダとして初のバリフォーカル(可変焦点)システムを採用し、オートフォーカス、3倍ズーム機能を搭載しています。オートフォーカスでありながら深度が深く、細かい調整不要で高さ違いのワークも読み取ります。また従来は対象との距離に比例して撮像サイズも小さくなり、読み取りが難しくなっていましたが、バリフォーカルなら離れても同じ大きさにズームできます。従来難しかった遠距離シンボルや、距離の異なる複数シンボル読取が必要な現場で、威力を発揮します。

高解像度5MピクセルグローバルシャッタCMOS搭載し、これまで読取が困難だったシンボルを高速・高精度に読取ります。

◆初めての方でも迷わせない設定サポート機能
初めての方でも迷わずに設定できる設定フロー機能や、効率よく最適な設定が行える各種サポート機能を搭載した設定ソフト(MCVConfig)をご用意

◆無線LAN対応の スマートフォン・ タブレットで 簡単に設定・ メンテナンス
無線LANを搭載しており、専用アプリをインストールした無線LAN対応Android端末から自動調整の実行や、設定ファイルの読出し/書込みが可能です。
面倒で大変だった設置後のメンテナンスも、本製品のEthernetケーブルからでなく、無線LANから行うことができますのでスムーズに設置後のメンテナンス操作が可能です。

◆シンボルの印字品質をチェック、結果をレポート機能でPDF出力可能
本製品で撮像した二次元シンボルに対してインラインで印字品質をチェックする機能を搭載しており、ISO/IEC 15415、またはISO/IEC TR 29158の評価パラメータを用いて印字品質を検証することで、
ラインに流れるシンボルの経時的な変化の傾向を詳細に把握できます。
※本機能は、規格の評価パラメータと同じ形式で評価結果を出力しますが、簡易チェックを行うためのものであり、正式な二次元シンボル検証機として使用できるものではありません。

◆セットアップ機能で段取り替えにも素早く対応可能
工場内での段取り替え時にも各種設定を記憶させておけるセットアップ機能で素早く設定変更可能。お待たせしません。

◆斜めから読ませた場合に発生する画像の歪みを補正する機能(台形補正)を搭載
シンボルに対して斜めに取り付けざるを得ないケースがありますが、画像の歪みを補正する機能(台形補正機能)を搭載し、読取能力を向上させています。台形補正機能は印字チェックにも活用でき、角度のある取り付け時でも、シンボルの正確な印字チェックが可能になります。

◆レーザマーカやドットピンで印字されたダイレクト・マーキング(直接印字)のシンボル読取りに強い
【画像前処理機能】
取り込み画像を前処理して画質を改善する機能です。画質の悪いシンボルの読取りにおいて、本機能を活用すれば読取性能を向上できます。
【テーブルモード】
読取パラメータを最大16種類登録でき、1種類ずつ順番に読取りを調整できます。
【照明ユニット】
読み取り対象や状態に応じた、最適な照明の発光パターンを設定できます。

◆PLCリンク機能搭載
PLC内のバーコードデータ書込みメモリ番地を本製品に設定しておくと、読み込んだバーコードデータを自動的に指定のメモリに書き込みます。PLCのプログラミングは普段から開発に慣れているメモリ監視ロジックだけです。もちろん、データ読み書きもPLCメモリを利用してハンドシェイクを行います。

◆防塵・防水型の保護構造(IP67)

■価格:オープン価格

■仕様
□型式:MCR-F1000
対応 シンボル
 バーコード:Code39, Code128 / GS1-128(EAN128), Codabar(NW7) ITF(インターリーブド 2 of 5) , UPC / EAN(JAN) GS1 DataBar, Code93
 二次元コード: Data Matrix(ECC200) , CompositeCode QR Code / Micro QR Code, PDF417 / MicroPDF417 AztecCode
□読取角度:ピッチ(PITCH) :±35° スキュー(SKEW) :±35° チルト(TILT) : 360°
□最小分解能: 0.1mm
□受光部
 撮像素子: 2/3インチ CMOSイメージセンサ 白黒
 有効画素数:2448 (X) × 2048 (Y)(約500万画素)
 ピント調整:オート[自動](設置時およびチューニング時にフォーカス位置を自動調整できます)
 倍率調整:セミオート[半自動](セルサイズと結像画素数、もしくは撮影範囲のみ手動設定)
発光部
 照明: 高輝度白色LED
 測距センサ: 赤外線レーザ 940nm
□電源定格
 電源電圧: DC 24 V±10%
 消費電流:1 A
□デジタル入力:フォトカプラ絶縁x 2 点 入力抵抗 :2.2 kΩ ON 電圧 :10.8 ~ 28 V OFF 電圧 :0 ~ 0.8 V
□デジタル出力:フォトカプラ絶縁x 3 点 最大定格 DC 30 V 50 mA
□ブザー:電磁ブザー
□インターフェース: Ethernet(1000BASE-T、100BASE-TX、10BASE-Te)
□耐環境性
 動作温度:0 ~ 40 ℃
 動作湿度:35 ~ 85 %R.H.(結露無きこと)
 保存温度:-20 ~ 60 ℃
 保存湿度:35 ~ 85 %R.H.(結露無きこと)
 耐振動:10~150Hz 振幅0.15mm(全幅)/X,Y,Z各方向 2時間 (※1)
 保護構造:IP67
 周囲照度:10000 lx 以下
外形寸法:65(H)mm × 65(W)mm × 110(D)mm (突起含まず)
質量:約400 g (ケーブル含まず)※1試験値であり、保証値ではありません

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