日立物流/「SSCV-Safety」に関する特許を取得 物流全般 2023.06.17 「SSCV®-Safety」に関する特許取得のお知らせ 株式会社日立物流は、「SSCV-Safety」に関する特許を取得しましたので、以下の通りお知らせいたします。当社は2016年よりドライバーの事故リスク低減をめざす安全運行支援技術の検討を開始し、「SSCV(Smart & Safety Connected Vehicle)」として事業化を推進してまいりました。本件は「SSCV-Safety」における3件目の特許取得となり、管理者への事故リスク通知機能においてコアとなる、必要な事象だけを通知するためのロジックに関するものです。 *SSCV、Smart & Safety Connected Vehicleおよびこれらのロゴは、株式会社日立物流の登録商標です。 特許の概要 発明名称 管理支援システム 特許番号 特許第7025457号 登録日 令和4年(2022年)2月15日 特許権者 株式会社日立物流 内容 車両走行情報およびドライバーの体調情報をそれぞれ専用装置で取得し、装置ごとに設定されたアラームレベルに基づき、ドライバーに対して安全運転のための発報を行うと同時に、クラウドサーバで解析して危険状態を判断し、真に事故リスクが高く、危険であると判断されたときに、管理者に対して通知するというものです。 これにより、軽度の注意喚起レベルでは管理者へは通知されず、事故リスクが高いときにのみ管理者へ通知するという、レベルに応じた管理者通知が可能になります。 SSCVに関するその他の特許(計2件)との関係(2020年10月1日リリース済み) (1)特許第6684295号の発明は、本発明における車両走行情報・ドライバーの体調情報をクラウドサーバで解析する際、車両の走行場所が高速道であるか一般道であるかも加味してデータを解析する点に特徴を有します。 (2)特許第6714036号の発明は、本発明における管理者への通知のタイミングにおいて、ドライブレコーダーの動画を切出し、そのショート動画とともに管理者に通知する点に特徴を有します。 【関連ニュースリリース】2020年10月1日付リリース「SSCV」に関する特許取得のお知らせhttps://www.hitachi-transportsystem.com/jp/news/20201001-2.html 「SSCV」について SSCVは日立物流が提供する輸送デジタルプラットフォームで、SSCV-Smart、SSCV-Safety、SSCV-Vehicleの3つのソリューションで構成されます。「物流企業の視点 + テクノロジーの力」を活用して輸送課題を解決します。 ご参考:関連Webサイト ■「SSCV」総合特設サイトhttps://www.hitachi-transportsystem.com/jp/sscv/■「SSCV-Safety」特設サイトhttps://www.hitachi-transportsystem.com/jp/sscv/safety/ 日立物流グループは、SSCVの開発を通じて、輸送事業者が抱える課題の解決と事業成長を支援し、社会インフラとしての物流の発展に貢献します。