東洋水産/冷蔵事業のセグメント利益は前年比89・1%増(2022年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2022年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2022年3月期 361,495 6.1 29,737 △18.4 31,834 △17.7 22,414 △22.92021年3月期 340,841 - 36,460 28.6 38,697 23.4 29,070 24.3(注)包括利益 2022年3月期 33,164百万円 (△1.4%) 2021年3月期 33,642百万円 (81.1%) (略) 1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にありました。先行きにつきましては、感染対策に万全を期し、経済社会活動が正常化に向かう中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、持ち直していくことが期待されますが、ウクライナ情勢及び感染症が内外経済に与える影響や金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。このような状況の中、当社グループは「Smiles for All.すべては、笑顔のために。」という企業スローガンの下で「食を通じて社会に貢献する」「お客様に安全で安心な食品とサービスを提供する」ことを責務と考え取り組むとともに、厳しい販売競争に対応するため、より一層のコスト削減並びに積極的な営業活動を推進してまいりました。この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高は361,495百万円(前年同期比6.1%増)、営業利益は29,737百万円(前年同期比18.4%減)、経常利益は31,834百万円(前年同期比17.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は22,414百万円(前年同期比22.9%減)となりました。なお、当連結会計年度の為替換算レートは122.41円/米ドル(前連結会計年度は、110.71円/米ドル)であります。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (略) 〔冷蔵事業〕冷蔵事業は、新型コロナウイルス感染症拡大や国際的な物流の混乱等の影響により保管在庫が前年を下回る厳しい状況となりましたが、外出自粛による巣ごもり需要により、市販用冷凍食品の取扱い増加や宅配品の取扱いも堅調に推移しました。その結果、売上高は22,142百万円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益は、電力料金の値上げによる動力費の増加はあったものの、人件費等の減少に加えて、前年の新冷蔵庫稼働の一時的費用が無くなったことにより2,342百万円(前年同期比89.1%増)となりました。 (略)