大運/経常利益は前年比124・3%増(2022年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)) 決算短信 2023.06.17 2022年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2022年3月期 8,765 17.3 325 225.4 425 124.3 309 98.92021年3月期 7,473 0.9 100 - 189 44.6 155 - (略) 1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況当期の日本経済は、新型コロナウイルス感染症のウイルス変異種の発生に伴い収束、拡大を繰り返し国民の生活に深く影を落としています。世界経済につきましてもコロナ感染症に加え、ロシアによるウクライナ侵攻に伴う石油製品の高騰等により、景気の回復に予断を許さない状況が続いております。また、各分野の生産活動においても多大な影響を与え物価上昇の懸念が出てきています。これには物流の停滞が一因を作っていますが、当社では、各国の協力代理店及び船会社と緊密な連携のもと必要なコンテナ配送手配、荷役作業等を行いお客様に迷惑が掛からないように努力してまいりました。このような状況の中、当社におきましては、世界的なコンテナ不足の影響による海上運賃の上昇、新規顧客の開拓や既存顧客との深耕を図った結果、営業収入が増加しました。営業利益については、一部収受料金及び作業体制の見直し、また事務処理の効率化による更なる経費削減にともない前年比で大きく増加しました。以上の結果、当期における営業収入は前期比+1,291,968千円(+17.3%)の8,765,910千円となりました。営業利益は前期比+225,580千円(+225.4%)の325,673千円となりました。経常利益は前期比+235,975千円(+124.3%)の425,868千円となりました。当期純利益は前期比+154,036千円(+98.9%)の309,852千円となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。1.港湾運送事業当社の主要セグメントである当セグメントにおきましては、営業収入(セグメント間の内部売上高又は振替高を除く)は、前期比+1,273,242千円(+17.6%)の8,509,570千円で、全セグメントの97.1%を占めております。新型コロナウイルス感染の影響等も一部ありましたが、経費等の抑制によりセグメント利益(営業利益)は、前期比+277,834千円(+68.1%)の685,875千円となりました。 2.自動車運送事業当セグメントにおきましては、営業収入は回復傾向にありますが、コスト高騰等により営業利益は減益となりました。この結果、営業収入は、前期比+18,969千円(+8.2%)の251,395千円で、全セグメントの2.9%を占めております。セグメント利益(営業利益)は、前期比△5,190千円(△47.1%)の5,823千円となりました。 3.その他当セグメントにおきましては、海上保険取扱手数料が伸び悩みました。この結果、営業収入は、前期比△243千円(△4.7%)の4,944千円で、全セグメントの0.1%を占めております。セグメント利益(営業利益)は、前期比△232千円(△4.5%)の4,892千円となりました。 (略)