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ヒガシトゥエンティワン /経常利益は前年比29・7%増(2022年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2022年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       売上高   営業利益  経常利益 当期純利益

2022年3月期 27,953 14.4  1,475 44.2  1,670 29.7  1,120 68.1
2021年3月期 24,436 △2.7  1,022 2.6  1,287 22.0  666 △3.6
(注) 包括利益 2022年3月期 1,151百万円( 58.5%) 2021年3月期 726百万円( 9.5%)

(略)

1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度(2021年4月1日~2022年3月31日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による景気の悪化から持ち直しの動きがみられるものの、新たな変異株の出現による感染再拡大の懸念により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
物流業界においては、外出自粛や企業のテレワーク推奨等の巣ごもり需要により、ネット通販市場の拡大に伴う物流需要が引き続き拡大傾向にある一方で、ウクライナ情勢、新たな変異株も発生した新型コロナウイルス感染症の影響による物価の高騰や、世界的な半導体供給不足の影響による各メーカーの生産量の減少など、今後の経営環境への影響が懸念される状況にあります。
このような状況のもと、当社グループは、物流という社会インフラの責任ある担い手として、全従業員が一丸となって業務に取り組んでまいりました。
当期は「中期経営計画2023」の2年目となり、主にインフラ会社の資材3PL業務の開始、首都圏での移転業務の拡大、e-コマース向けの大型物流センター(東大阪市、門真市)での業務拡張など積極的な業容拡大に努めた結果、過去最高の売上となりました。
また「中期経営計画2023」に基づく成長戦略に必要な投資財源を確保するため、本社間接費を中心とした経費削減や収益性の低い事業のコスト構造改革を実施し、筋肉質な経営体質の構築に取り組みました。
この結果、「中期経営計画2023」に向けた成長投資としての費用増加がある中で、過去最高の経常利益となりました。
当連結会計年度の業績は、売上高279億53百万円(前年同期比14.4%増)、営業利益14億75百万円(同44.2%増)、経常利益16億70百万円(同29.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は11億20百万円(同68.1%増)となっております。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①運送事業
当事業につきましては、売上高は172億34百万円(前年同期比5.9%増)となり、セグメント利益は17億97百万円(同7.0%増)となりました。これは主に、事務所移転作業が増加したことによるものです。

②倉庫事業
当事業につきましては、売上高は74億4百万円(前年同期比16.7%増)となり、セグメント利益は11億18百万円(同27.6%増)となりました。これは主に、大口得意先からの庫内業務を受注したことによるものです。

③商品販売事業
当事業につきましては、売上高は21億69百万円(前年同期比279.5%増)となり、セグメント利益は63百万円(同526.3%増)となりました。これは主に、新たに資材販売業務を開始したことによるものです。

④ウエルフェア事業
当事業につきましては、売上高は9億38百万円(前年同期比5.2%増)となり、セグメント利益は1億38百万円(同7.1%増)となりました。これは主に、福祉用具の貸出しにより売上が増加し、拠点の統廃合による人件費等の減少により、セグメント利益が増加したことによるものです。

⑤その他
当事業につきましては、主なものは駐車場事業やオフィスコンビニ事業となりますが、売上高は2億6百万円(前年同期比40.7%減)となり、セグメント利益は9百万円(同53.4%減)となりました。これは主に、駐車場事業の大口得意先との契約終了、PCデータのイレース作業(機密データの消去や物理破壊等)のスポット案件が終了したことによるものです。

(略)

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