ヤマト運輸/北海道開発局旭川開発建設部と令和3年11月に実施した「道の駅」を拠点とした中継輸送実証実験について結果を取りまとめ 物流全般 2023.06.17 「道の駅」を拠点とした中継輸送実証実験の取りまとめ状況~「生産空間」の暮らしと産業を支える物流の維持に向けて ~ 北海道開発局旭川開発建設部とヤマト運輸株式会社は、令和3年11月に実施した、「道の駅」を拠点とした中継輸送実証実験について、結果を取りまとめましたので、お知らせします。 <道北地域での中継輸送実験による結果>本実験は道北地域において物流事業者が連携し、幹線道路沿いに立地し休憩機能等を有する「道の駅」の特性を活かした、中継輸送実証実験により下記3つの効果を検証でき、生産空間における物流サービスの維持への貢献を確認しました。 1.労働環境の改善 ・中継輸送及び荷物集荷のタイミングを合わせることにより、トラックドライバー1人あたりの運転時間・拘束時間が削減され、長時間運転の発生を回避するなど労働環境を改善。・これにより、厚生労働省によるトラックドライバーの労働時間等の改善基準を満たし、2024年からスタートする時間外労働時間の上限規制内に改善。 2.輸送費用の低減 ・トラックドライバーの運転時間・拘束時間の短縮により、人件費・トラックの燃料費・高速道路の料金等を合わせた輸送費用を約45%低減。 3.環境への負荷の軽減 ・トラックからのCO2排出量を約50%軽減し、カーボンニュートラルへの取組に貢献可能。 【資料】概要内容はこちらをご確認ください。※本実験は、令和3年10月20日(水)に締結された「北海道開発局とヤマト運輸株式会社との北海道の生産空間の維持・発展に資する連携協力協定」に基づき実施。※令和3年10月20日(水)の報道発表資料は以下URLをご覧ください。 https://www.hkd.mlit.go.jp/as/release/a079ll0000001j9b-att/a079ll00000031w4.pdf