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井村屋/津市の中勢北部サイエンスシティ内に新工場建設を計画

SCM・製造拠点 2023.06.17

井村屋あのつFACTORY建設のお知らせ

井村屋株式会社(本社:三重県津市高茶屋七丁目1番1号、社長:岩本 康)は、井村屋グループ全体で進めております成長戦略の一環として、新たに津市の中勢北部サイエンスシティ内に新工場建設を計画いたしますことをお知らせ申し上げます。

新工場計画の目的

井村屋グループでは2021年度、米国事業会社であるIMURAYA USA, INC.に日本製品輸出の総代理店化を企画し、現地への輸出・販売が順調に進んでおります。その生産部門を担う井村屋株式会社は幅広いカテゴリーの生産機能を有し、今後の国内外での成長戦略の中で輸出やEC販売への供給能力の向上、ロジスティック機能の強化など様々な課題に対応していく必要性があります。
このたび、成長分野への商品供給基地としての位置づけで、AI・DXを取り入れたコストダウンによる市場競争力の高い新工場を設けることで、お客様への価値提供を推進してまいります。

あのつFACTORY工場概要・コンセプト

場所

三重県津市あのつ台一丁目8番1 中勢北部サイエンスシティ内

敷地面積

21,827㎡(約6,600坪) 建築面積:7,112㎡

契約内容

土地・建物所有者である株式会社宝輪(本社:三重県鈴鹿市国府町5696-1、社長:蕪竹理江)と賃貸借契約を締結予定
※工場内の設備・機械は当グループで投資予定

コンセプト

    1. 成長カテゴリーの新・供給基地の確立
    2. コストダウンへの取り組み
    3. ベストコミュニケーションファクトリーの創造(SCM機能の強化)

お客様の健康に寄与するSOY事業はロングライフ豆腐を中心に業務用ルート・輸出拡大を進め、さらには豆乳を活用したデザートや生産副産物である「おから」の惣菜化など新しい展開を進めています。また上述した米国向け輸出が好調な焼菓子(カステラ)や購買手法として伸長しているEC市場に向けた商品の専用供給体制を確立し成長を担う取り組みとするほか、煩雑な菓子・食品包装部門を集約しコストダウンにつなげていきます。
多様なカテゴリーが「あのつFACTORY」に集うことから、井村屋グループ共通のミッションである「おいしい!の笑顔をつくる」に挑戦する仲間と優れたコミュニケーションを発揮し、新価値創造へ挑戦してまいります。

あのつFACTORY機能一覧

機能 項目 備考
生産機能 1.SOY(豆腐)製造・包装ライン
2.焼菓子(カステラ等)製造・包装ライン
3.スイーツ(Anna Miller’s / JOUVAUDブランド商品各種)製造・包装ライン
4.ギフト・EC包装ライン
いずれも成長性を担うカテゴリーの位置づけであり、現在の高茶屋本社工場から機能移設予定
井村屋ウェブショップ・AmazonなどEC販売強化と、ギフト商品の集約化によるコストダウンを図る
特に輸出対応商品(カステラ・豆腐など)の生産ラインを強化し、海外市場へ展開し拡大を図る
ロジスティック機能 三温度帯商品(常温・冷蔵・冷凍)の
保管・出荷・物流機能を担う

移設後の狙い

1.SOY(豆腐)製造ライン 健康に寄与するSOY事業としてロングライフ豆腐を基軸に、輸出も含めた市場開拓およびおからを活用しゼロエミッション化を進める
2.焼菓子(カステラ等)製造ライン カステラ輸出専用ラインを構築し海外市場を拡大する。将来的にどら焼輸出などを視野に入れ菓子事業拡大を図る
3.スイーツ製造ライン Anna Miller’s / JOUVAUD各ブランドのEC市場に向けた商品開発・商品供給基地として構築する
4.ギフト・EC包装ライン ギフト包装とEC包装の集約化を図り、合理化したライン構築で効率化しコスト改善を図る

当グループ投資金額

約12億円を予定

稼働予定日

2023年3月上旬予定

従業員数

約80名

あのつFACTORY外観(パース図)

工場全景

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