日本出版販売/物流拠点である王子流通センター3号館に再生可能エネルギー由来の電力を100%導入 グリーン物流(環境) 2023.06.17 日販 王子流通センター3号館が再生可能エネルギー由来の電力を100%導入 CO2排出量実質ゼロへ 2022/04/04 日本出版販売株式会社(代表取締役社長:奥村 景二、略称:日販)は、日販グループを挙げて推進するESGの取り組みの一環として、2022年4月より、当社の物流拠点である王子流通センター3号館(東京都北区)(※1)において、実質的にCO2排出量がゼロとなる再生可能エネルギー由来の電力(※2)を100%導入いたします。これにより、2021年2月に設置した自家消費太陽光発電と合わせ、完全なCO2フリーの物流センターとして稼働します。 今回導入した再生可能エネルギー由来の電力は、トラッキング付・FIT 非化石証書等(※3)が付与された実質再生可能エネルギー電気で、バイオマスや太陽光由来等のエネルギーです。王子流通センター3号館は、年間約150万kwh(※4)のエネルギーを消費しており、再生可能エネルギー由来の電力を導入することにより、約660トンのCO2排出量の削減が可能となります。 また、王子流通センターは本館と3号館から構成されており、本館においても、再生可能エネルギー由来の電力を全体の10%導入いたします。これにより、王子流通センター全体では年間約920トンのCO2排出量が削減されます。これは、当社グループの雑誌・書籍の送品物流(輸送を除く)全体で排出しているCO2(※5)の約13%に相当します。 日販グループは、”人と文化のつながりを大切にして、すべての人の心に豊かさを届ける”ことを経営理念に掲げる企業として、持続可能な社会の実現に向けて、E(環境)・S(社会)・G(ガバナンス)を重視した経営により、サステナブルな事業活動に取り組んでいます。 そのなかで日販は、グループの中核企業として将来にわたって出版流通を持続させるため、今後も出版流通におけるCO2の排出量削減に取り組んでまいります。 ※1 書店様向けの、文具・一部書籍の出荷拠点※2 東京電力エナジーパートナー株式会社 グリーンベーシックプラン※3 非化石証書は、再生可能エネルギー(再エネ)由来の電力の価値を証書化したもの。 トラッキング付非化石証書は、電源種や発電所所在地などのトラッキング情報が付与 された非化石証書のことで、「RE100」認定の取り組みや温暖化対策に活用できる。※4 集計期間 2021年2月~2022年1月※5 当社グループの雑誌・書籍の送品物流(輸送を除く)は、6,791トン/年 集計期間2020年4月~2021年3月