物流ニュース

令和4年3月31日

○ 国土交通省では、内航海運のCO2 排出削減目標「2030 年度に2013 年度比で181 万トン削減」を達成するため、船舶の省エネ・省CO2 排出効果を「見える化」し、それを評価する「内航船省エネルギー格付制度」の運用を行っております。

○ 今般、内航船10 隻の申請があり、いずれの船舶についても、省エネ・省CO2 排出性能が極めて高い船舶として最高ランクの格付を付与しました(別紙[1]参照)。令和２年３月に、本制度の本格的な運用を開始して以降、格付を行った船舶は計73 隻となりました。

○ 格付を取得した船舶の所有者、運航者、造船所、荷主等には、自社の省エネ・省CO2排出の取組を対外的にアピールする手段として本制度を活用いただいているところです。

○ 国土交通省としては、船舶における更なる省エネの追求のための取組のひとつとして、荷主等に省エネ船舶の選択を促すことを目的とした、燃費性能の見える化の推進を位置づけており、本制度のこれまで以上の普及に取り組んで参ります。