物流ニュース

記

1．背景および目的
2020年1月に発表した中長期の経営構造改革プラン「YAMATO NEXT100」の下、2021年4月にグループ各社の経営資源を結集し、Oneヤマト体制で中期経営計画「Oneヤマト2023」の達成に向けた取り組みを進めてきました。
この一年、「Oneヤマト2023」で掲げた9つの重点施策に取り組み、一定の成果を創出した一方で、全国に広がる法人のお客さまの物流ニーズへの柔軟な対応や、多様化する各地域のニーズに適した経営資源の最適化など、さらに迅速、かつ強力に取り組むべき課題が見えてきました。
これらの課題を速やかに解決するため、Oneヤマトでお客さまにしっかりと向き合う基本方針を変えることなく、お客さまに最も近い存在である全国８９カ所の主管支店にロジセンターやミドルマイルセンター、ECや輸出入に関する各機能を集約、地域を含む各統括と連携し、それらを機動的に融合させ、各地域のお客さまのニーズに最適な価値を提供できる体制を構築することで、全社でのアカウントマネジメントを強化します。
また、現在進めているBPRをさらに加速させ、間接部門における業務全体の集約および標準化・スリム化による生産性の向上を実現します。
Oneヤマト2023の数値目標である営業利益1,200億円、営業利益率6％以上、ROE10％以上の達成に向け、個人、法人、地域のお客さま、そして社会のニーズにしっかりとお応えする総合的な価値提供を目指します。