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兼松/「空飛ぶクルマのインフラ開発・運営」、「ドローン物流」を展開

物流システム 2023.06.17

兼松、「空飛ぶクルマのインフラ開発・運営」、「ドローン物流」を展開する

兼松は、空飛ぶクルマの離着陸場であるVertiportの開発・運営ならびにドローン物流の分野で世界を牽引する英Skyports社と資本業務提携し、日本国内での共同事業の開発・運営のための合弁会社を2024年までに設立することで基本合意しました。
2022年3月24日
各  位

兼松、「空飛ぶクルマのインフラ開発・運営」、「ドローン物流」を展開する
英ベンチャー企業Skyportsと資本業務提携

 兼松株式会社(以下、「兼松」)は、この度、空飛ぶクルマの離着陸場であるVertiportの開発・運営ならびにドローン物流の分野で世界を牽引する英Skyports社と資本業務提携(以下、本提携)し、日本国内での共同事業の開発・運営のための合弁会社を2024年までに設立することで基本合意しました。
今後、両社は国内における独占パートナーとしてVertiport事業およびドローン物流分野について、共同事業に向けた取組みを加速して参ります。

 兼松とSkyports社は2020年の業務提携以降、共同でVertiportネットワーク構築、ドローン物流に関する国内市場調査を進めて参りました。これらの活動および国内外の空飛ぶクルマやドローンの産業動向を踏まえ、この度Skyports社が実施した第三者割当増資に応じた出資により、同社との本提携に至りました。

Skyports社 Vertiportイメージ図Skyports社 Vertiportイメージ図

Skyports社が運航するドローンSkyports社が運航するドローン

空飛ぶクルマは、「電動」、「垂直離着陸」、「自律飛行」、「低騒音」、「低コスト」などの特徴が挙げられる次世代エアモビリティです。脱炭素時代の新たな輸送手段として期待されており、旅客、物流において様々なユースケースが想定され、数年内の実用化が見込まれています。また、Vertiportは空飛ぶクルマ向けの離着陸、充電、ターミナル等の設備、地上安全管理・維持、利用客・貨物向けサービス等が組み合わされた必要不可欠なインフラです。兼松とSkyports社は、設立する合弁会社を主体として、空飛ぶクルマ実用化に合わせて、Vertiportを設置・運営し、地域における空飛ぶクルマのネットワーク拡大に向けた取組みを進めます。

一方、ドローンは、国内において「有人地帯(第3者上空)における補助者なし目視外飛行(レベル4)」の開始が2022年内を目途として予定されており、ドローン物流による生活利便性の向上をはじめ、様々なシーンでの利用急拡大が見込まれています。また、ドローンに関連する様々なノウハウや技術は、将来、空飛ぶクルマ分野への応用も期待されます。
Skyports社との共同事業領域はVertiport設置・運営およびドローン物流にわたることから、それぞれのノウハウ、経験、技術の共有等を通じた相乗効果による飛躍的な事業拡大が期待されます。
兼松は、Skyports社との本提携を通じた共同事業開発の推進により、空飛ぶクルマやドローンに関する取組みを加速し、航空業界のイノベーション、空の移動の大衆化、物流の発展、人々の生活や地域の発展、モビリティ分野の環境対策に貢献して参ります。

【Skyports社 概要】

参照:Skyports社プレスリリース(英語)
https://skyports.net/2022/03/skyports-raises-usd-23-million-in-first-close-of-series-b-funding-round/

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