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国分グループ本社/久世と資本業務提携

SCM・製造拠点 2023.06.17

株式会社久世と国分グループ本社株式会社、資本業務提携のお知らせ

2022年03月18日

 株式会社久世(以下:久世)と国分グループ本社株式会社(以下:国分)は、2022年3月18日に、資本業務提携について基本合意致しましたのでお知らせいたします。尚、久世は第三者割当による新株式発行及び自己株式の処分を同時に決議しました結果、筆頭株主が変更になりますので重ねてお知らせいたします。

1. 資本業務提携の目的

 久世は、事業ミッションに『システムで 運ぶ、つくる、考える 頼れる食のパートナー』と掲げ、外食市場を中心に事業活動をしております。しかし、この度の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、久世グループが事業活動の中心としております外食市場におきまして、感染拡大抑止を目的に政府より緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発出され、営業時間の短縮要請や社会的行動への抑制が長期化し、久世の業績にも大きな影響が生じております。
 このような中、久世グループの財務基盤の強化を図るとともに、事業ミッションである「頼れる食のパートナー」として、お客様を中心とするステークホルダーの皆様から必要不可欠な存在となり、久世グループの独自性を発揮した永続的な成長に経営資源を集中させ、全社一丸となり取り組みを進めてまいりました。

 一方、国分は1712年創業の酒類・食品卸売企業です。同族経営で長期的な視点と価値観が久世と合致しております。第11次長期経営計画では『「食のマーケティングカンパニー」として、食に関わるあらゆる事業者および生活者の真のニーズを主体的に捉えて、社内外の人々と融合した共創圏を構築・発展し、食の価値創造No.1企業となる』をビジョンとして掲げています。

 本提携により、経営資源を相互活用し、中長期的なビジョンを共有しながら業界発展に貢献すると同時に、両社グループの独自性や強みを更に成長させる事で企業価値の向上を図ってまいります。

2. 業務提携等の内容

1)久世が保有する国内業務用卸売事業に関する機能・ノウハウ等の経営資源と国分グループが保有する物流・販売網等の経営資源を相互活用いたします。

① 物流機能
 国分グループが保有する倉庫インフラやノウハウを共同活用する事で、物流サービスおよび機能の最適化を図るとともに物流コストの負担軽減に取り組んでまいります。
 またSDGs推進を図る為、配送インフラの共同活用を検討し、これにより配送効率の向上におけるCO²削減が実現可能となり、持続可能な環境への貢献を行ってまいります。

② 情報システム
 情報システムを相互利用することで、マーケティングデータを有効活用し、両社グループの優位性のある市場へ向けた有効な投資効果を確保してまいります。

③ 商品購買
 商品の仕入れ・調達についての協業により、購買力と品揃えの強化を実現いたします。

④ 共通情報プラットフォーム
 新たな共通の情報プラットフォームを検討・構築し、流通業界全体の更なる発展を目指し、業界各社との協調に繋げてまいります。

⑤ 人材育成
 人材交流を通じ、異なる経営環境での経験を積み重ねていくことが可能となることを活かし、両社グループのマネジメント強化や人材育成に繋げてまいります。

2) 久世は2022年3月期の定時株主総会において、国分が指名する取締役候補者1名を含む取締役選任議案を株主総会に上程いたします。

3. 資本提携の内容

 久世は発行新株式数及び処分自己株式数の合計 924,945株(発行済株式総数の19.99%、1株当たり取得価額757円、取得価額約7億円)を国分に割り当てます。詳細は、久世が別途発表する適時開示資料をご覧ください。

4. 会社概要

久世について

国分グループについて

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