クックパッドマート/横浜市と連携し横浜市中央卸売市場内の共同集荷所を拡大 物流不動産・施設 2023.06.17 クックパッドマートが横浜市と連携し、横浜市中央卸売市場内の共同集荷所を拡大〜加盟する飲食店・小売店の販路拡大に向けて、横浜市場直送店登録制度「ハマからチョクでドンッ!」を推進〜 クックパッド株式会社と横浜市は、生鮮食品EC「クックパッドマート」(以下、クックパッドマート)において、共働き世帯の増加に伴う時短ニーズに対応した買い物環境構築の推進、地産地消の推進を目的に、横浜市中央卸売市場内に設置している共同集荷所を拡大します。今後、本施策をきっかけに、横浜市場直送店登録制度「ハマからチョクでドンッ!」(以下、「ハマからチョクでドンッ!」)に加盟する飲食店・小売店の販路拡大に向けた取り組みを開始します。 本施策は、クックパッドと横浜市が2020年11月に締結した連携協定に基づいて実施するもので、2022年2月より横浜市中央卸売市場内に既に設置している共同集荷所を拡大し、大規模集荷場としての機能を持たせます。共同集荷所を設置し、同市場で集荷できる容量を増やすことで、より多くの事業者の出店が可能となるほか、それぞれがより大規模な販売活動を行うことができるようになります。まずは関連棟の最大容量を4倍に拡大し、2月17日よりサービスを開始します。クックパッドと横浜市はこの施策を通じ、横浜中央卸売市場の農水産物流通の拡大を目指します。 さらに、人手の少ない小規模な事業者でも無理なく販路を拡大することができるよう、「ハマからチョクでドンッ!」参加店が軒を連ねる横浜市内の商店街にクックパッドマートの共同集荷所を設置し、参加する飲食店・小売店がクックパッドマートへ商品を出荷できる環境を整えていくことを目指します。 クックパッドマートアプリでの事前注文、生鮮宅配ボックス「マートステーション」を用いた非接触での受け取りといった手段を提供することで、横浜市民の利便性を向上し、新たな買い物体験を提供します。 クックパッドマート公式サイト:https://cookpad-mart.com/ ■背景:「ハマからチョクでドンッ!」参加店の販路拡大を通じて、地産地消の輪を広げる クックパッドマートは、毎日の食生活を豊かにしてくれる地域の生産者・販売者と、消費者をつなぐさまざまな取り組みを行っています。これまでも、各地域の市場や直売所などと連携し、新鮮でおいしい食材を、送料無料で消費者に届ける仕組みを開発してきました。また、クックパッドは2021年5月に横浜にオフィスを移転し、横浜に根付く食文化のさらなる活性化を目指した事業開発も行っています。 また、横浜市はこれまで、地域でとれた農畜産物を販売する直売所の整備・運営支援や、市内で生産される苗木や花苗の配布、市民に向けたイベント運営やパンフレット配布などのPR活動を通じて、地産地消を推進してきました。2021年3月からは、新たに横浜市場直送店登録制度「ハマからチョクでドンッ!」を開始し、横浜市中央卸売市場から仕入れを行っている飲食店・小売店を消費者に広め、販売機会を創出してきました。 そんなクックパッドマートと横浜市は、地域コミュニティの核として市民生活を支える商店街支援を目的として、2020年11月に連携協定を締結、「新しい生活様式」のもと生産者・販売者・消費者をつなぐ買い物環境の構築に取り組んできました。 今回の取り組みでは「ハマからチョクでドンッ!」参加店や横浜市卸売市場内の店舗の販路拡大につながる環境を創出し、消費者に横浜の食材購入機会を提供することで、地産地消をさらに推し進めていきます。 ■横浜市場直送店登録制度「ハマからチョクでドンッ!」とは 「ハマからチョクでドンッ!」は、横浜市中央卸売市場(水産物部・青果部・食肉部)から仕入れを行っている飲食店や小売店を「横浜市場直送店」として登録し、横浜市公式サイトやポスターなどを通して消費者へ紹介する制度です。参加店は、市場事業者の目利きをクリアした新鮮かつ高品質な食材を扱う店舗として紹介され、消費者の来店促進につなげることができます。 ■地産地消をともに盛り上げていくつくり手を募集 クックパッドマートは、初期費用・固定費無料で出店できる生鮮食品ECプラットフォームです。煩雑な梱包や発送の手間をかけず、日々の業務に負担なく販路拡大や消費者とのつながりを創出することができます。 地域の農家、卸売市場の仲卸、商店街の専門店、飲食店や惣菜店など多様な食のつくり手が700事業者以上出店しています。横浜の地産地消をともに盛り上げていく地域のつくり手の皆様からのお問い合わせをお待ちしています。 <出店に関する詳しい情報やお問い合わせはこちらから>https://cookpad.com/ct/187907