大運/経常利益は前年比102・9%増(2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)) 決算短信 2023.06.17 2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)単位・百万円 営業収入 営業利益 経常利益 当期純利益 2022年3月期第3四半期 6,698 20.2 291 154.2 388 102.9 311 122.92021年3月期第3四半期 5,574 △2.9 114 185.8 191 21.6 139 53.9 (略) (1)経営成績に関する説明第3四半期累計期間(2021年4月1日~2021年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症のウイルス変異種の発生に伴い収束、拡大を繰り返し国民の生活に深く影を落としています。世界経済につきましても、景気の回復に予断を許さない状況が続いております。また、各分野の生産活動においても多大な影響を与え物価上昇の懸念が出てきています。これには物流の停滞が一因を作っていますが、当社では、各国の協力代理店及び船会社と緊密な連携のもと必要なコンテナ配送手配、荷役作業等を行いお客様に迷惑が掛からないように努力してまいりました。このような状況の中、当社におきましては、世界的なコンテナ不足の影響による海上運賃の上昇、新規顧客の開拓や既存顧客との深耕を図った結果、営業収入が増加しました。営業利益については、一部収受料金及び作業体制の見直し、また事務処理の効率化による更なる経費削減にともない前年比で大きく増加しました。この結果、当第3四半期累計期間における営業収入は6,698,691千円で、前年同四半期累計期間と比べ1,124,538千円(20.2%)の増収となりました。営業利益は291,028千円で、前年同四半期累計期間と比べ176,521千円(154.2%)の増益、経常利益は388,488千円で、前年同四半期累計期間と比べ197,029千円(102.9%)の増益となりました。また、四半期純利益は311,395千円となり、前年同四半期累計期間と比べ171,714千円(122.9%)の増益となりました。 セグメントごとの経営成績は、次の通りであります。①港湾運送事業当社の主要セグメントである当セグメントにおきましても、営業収入は新型コロナウイルスの影響等による輸送需要の低迷等も懸念されましたが、前年同四半期比については増収となりました。この結果、営業収入(セグメント間の内部売上高又は振替高を除く)は、6,505,301千円で、前年同四半期累計期間と比べ、1,112,488千円(20.6%)の増収となり、全セグメントの97.1%を占めております。セグメント利益(営業利益)は547,241千円で、前年同四半期累計期間と比べ219,479千円(67.0%)の増益となりました。 ②自動車運送事業当セグメントにおきましては、営業収入は回復傾向にありますが、コスト高騰等により営業利益は減益となりました。この結果、営業収入(セグメント間の内部売上高又は振替高を除く)は、189,775千円で、前年同四半期累計期間と比べ、12,473千円(7.0%)の増収となり、全セグメントの2.8%を占めております。セグメント利益(営業利益)は、9,405千円で、前年同四半期累計期間と比べ、6,373千円(40.4%)の減益となりました。 ③その他当セグメントにおきましては、海上保険取扱手数料が伸び悩みました。この結果、営業収入は3,614千円で、前年同四半期累計期間と比べ422千円(10.5%)の減収となり、全セグメントの0.1%を占めております。セグメント利益(営業利益)は3,570千円で、前年同四半期累計期間と比べ412千円(10.4%)の減益となりました。 (略)