業務提携の背景と目的

　少子高齢化による人手不足などが要因で、倉庫や工場のデジタル化が進んでいます。両社は「お客様や社会が求める価値を持続的に提供していく」という共通の考え方に基づいて、倉庫や工場におけるソリューションなどについて、相互補完的な協力関係を構築。フォーワードエックスは営業サポートを提供し、椿本マシナリーは、エンジニアリング力をベースに、販売から保守・アフターサービスを担当。
今回の販売パートナー契約締結により、 両社は優れた製品・開発力を融合し、これまで以上に自動化効率の高い提案や新たな仕組みを創出し、お客様の課題に応じた最適な物流システムを提供してまいります。また、エンジニアリング会社として販売し、マーケットポジションを高めることを目指します。さらに、売上の拡大および物流業界の発展を求めています。

2021年12月22日の契約調印式にて ForwardX Robotics CEO Nicolas Chee氏（中央） 椿本マシナリー社長 藤井幸博（左）、日本支社長　間野隆氏 （右）

フォーワードエックス株式会社について

　フォーワードエックスは、AIとロボットの分野でグローバルな技術リーダーです。インテリジェントな移動ロボットとAI対応ソフトウェアで構成される、柔軟性のある自動化プラットフォームを通じて、より良いパフォーマンスとより良い価値をもたらす倉庫および工場向けのマテハンのソリューションを提供しております。今、中国、日本、米国にオフィスを構え、世界中にパートナーシップを結び、拡大しています。そして、物流、自動車、家電業界など、日系企業を含む中国大手企業を中心に１００社以上の納入実績があります。海外での納入実績も増えており、その性能は高い評価を受けています。
　フォーワードエックスのチームには、世界中の一流大学や一流企業出身の300人以上のメンバーで構成されています。申請中の200以上の特許、2つのTRECVID一等賞やIEEE VOT-RT一等賞等の受賞歴のある研究成果が示すように、世界トップクラスのコンピュータービジョン科学者とロボット工学の専門家を集めています。
　フォーワードエックスは人を根本とし、潜在能力を引き出し、創造性を高めるために、インテリジェントロボットを開発しています。 人々が無意味で複雑な作業なしで、より良い日々を過ごすように注力しています。

『フォーワードエックスのAMRの特長』
　AMRは誘導体の設置が不要でも自律走行が可能。カメラやレーザーセンサーなどの外部センサーとエンコーダーやジャイロスコープといった内部センサーを併用することにより、自己位置推定を行います。倉庫内を一周させ、現場全体をマッピングするなどで短期間で簡単に導入することができます。
　複数のロボットがf(x) Fleet Managerによって制御されるAMR艦隊は24時間で、「安全・安心」に稼働できます。高い精度で、生産性や効率性を向上させる上に、コストを低減しながらROIがより速く実現できます。

株式会社椿本マシナリーについて

　椿本マシナリーはエンジニアリング力や大手企業のブランド力を持ちながら、チェーン、モーションコントロール、モビリティやマテハン等事業に取り込んでいます。物流業界の複雑化・高度化する現場課題の解決に向けて、搬送ロボットをはじめ新技術を活用したソリューションを提供してきました。社会に貢献するつばき商品は、幅広い分野、様々な用途で使われています。
　モノづくり企業として、「モノづくり」にこだわり、その上で「モノづくり」の枠を超えたソリューションの提供を通じて、真にお客様や社会が求める価値を提供する―「動かす」ことに進化をもたらし、社会の期待を超える価値を提供し、社会から必要とされ続ける企業となることを目指しています。
　「高機能化」と「高度オートメーション化」につながる最先端技術を積極的に導入し、独自のコア技術（巻き掛け伝動技術・すり合わせ技術・量産技術）と組み合わせていくことで、「Linked Automation」という技術領域を確立します。それにより、顧客ニーズのその先にある社会全体の課題解決に貢献できる企業グループを目指しています。
参考：https://www.tsubakimoto.jp/company/

【お問い合わせ】
名称：　フォーワードエックス株式会社
代表取締役CEO：Nicolas Chee/ニコラス・チー
日本支社社長：Takashi Mano/間野 隆
所在地：〒104-0053　東京都中央区晴海 4-7-4 CROSS DOCK HARUMI 6F
TEL：03-5547-4440 / FAX：03-5547-4500
メールアドレス：sales.jp@forwardx.com
事業内容：自律搬送ロボットの開発・販売・保守など、最先端のロボットソリューションを提供
URL： https://jp.forwardx.com/