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川西倉庫/経常利益は前年比88・7%増(2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           営業収益 営業利益  経常利益 当期純利益

2022年3月期第3四半期 17,320 9.2  730 112.9  791 88.7  488 △8.8
2021年3月期第3四半期 15,856 ―  342 ―    419 ―   535 ―
(注)包括利益 2022年3月期第3四半期  710百万円 (―%) 2021年3月期第3四半期  55百万円 (―%)

(略)

(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響による制約を受けておりますが、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が解除されるなど、経済活動にも持ち直しの動きがみられております。しかし、新たな変異株により感染が再拡大するなど、当面は不透明な状況が続くと見込まれます。
このような状況のもと、当社グループは、昨年から引き続き新型コロナウイルス感染防止のため、集合形式の会議、研修、出張及び懇親会等の開催の原則禁止、在宅勤務及び時差出勤等を推進し、感染リスクの低減を図りながら営業活動を維持してまいりました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響による当社グループの業績への影響は避けられないものの、当連結会計年度を最終年度とする中期経営計画『Vision2021・新たな発展を目指して』で掲げる、北関東地区の新倉庫や海外倉庫の安定稼働、集荷強化等による既存事業の拡大・強化、新倉庫建設やASEAN地区への投資等の成長に向けた戦略的投資については、進捗の遅れはあるものの、当初の予定どおり取り組んでおり、2021年11月に神奈川県横浜市に新倉庫を開設いたしました。
当第3四半期連結累計期間においては、国内物流事業では貨物の保管高が依然として低調に推移しておりますが、神戸港での港湾運送業務については海外の景気回復もあり、一昨年の取扱いを超える水準まで回復いたしました。また、国際物流事業についても貨物の取扱いが堅調に推移したことにより、営業収益は前年同期を上回る結果となりました。営業利益、経常利益についても前年同期を上回りましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益について、前年同期は特別利益に受取補償金を計上したこともあり、前年同期を下回りました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の営業収益は前年同期比9.2%増加の17,320百万円、営業利益は前年同期比112.9%増加の730百万円、経常利益は前年同期比88.7%増加の791百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比8.8%減少の488百万円となりました。

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①国内物流事業
国内物流事業においては、貨物の保管高が低調に推移した他、前期に売却した子会社の影響もありましたが、貨物の入出庫高が回復してきており、また神戸港での港湾運送業務は一昨年の取扱いを超える水準まで回復した影響もあり、営業収益は前年同期を上回りました。セグメント利益についても、港湾運送業務の増加、再保管費用や荷役用具費の減少等により、前年同期を上回りました。
その結果、営業収益は前年同期比1.5%増加の13,827百万円、セグメント利益は前年同期比23.7%増加の1,117百万円となりました。

②国際物流事業
国際物流事業においては、輸出入貨物の増加、新規荷主の獲得及び海上運賃マーケットの変動の影響等により営業収益は増加し、セグメント利益についても輸出入貨物の増加や海外子会社の業績が堅調に推移したこともあり、前年同期を上回りました。
その結果、営業収益は前年同期比65.5%増加の3,208百万円、セグメント利益は194百万円(前年同期はセグメント損失16百万円)となりました。
なお、不動産の賃貸事業及び物流資材の販売事業並びに太陽光発電の売電事業等のその他事業は、営業収益は前年同期比14.5%減少の296百万円、セグメント利益は前年同期比2.4%増加の178百万円となりました。

(略)

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