日本石油輸送/経常利益は前年比6・8%増(2022 年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2022 年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2022 年3月期第3四半期 24,535 6.4 839 7.8 998 6.8 673 14.12021 年3月期第3四半期 23,060 ― 778 ― 934 ― 589 ―(注)包括利益 2022 年 3月期第3四半期 497 百万円(△35.0%) 2021 年 3月期第3四半期 765 百万円(―%) (略) (1)経営成績に関する説明当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進むなか、回復の動きがみられましたが、世界中で拡大しているオミクロン株が懸念材料となり、先行きは再び不透明な状況となりました。当社グループの事業環境につきましては、引き続き感染症の影響を受けているものの、輸送需要は徐々に回復傾向にあります。このような状況のもと、当社グループは、新たに策定した中期経営計画(2021年度~2023年度)の達成を目指すとともに、従業員や関係する皆様への感染予防を徹底し、エネルギーや食料品等の安全・安定輸送に尽力いたしました。この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、輸送需要の回復等により、24,535百万円(前年同期比6.4%増)、営業利益は839百万円(同7.8%増)、経常利益は998百万円(同6.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は673百万円(同14.1%増)となりました。 セグメント別の概況は、次のとおりであります。(石油輸送事業)石油輸送事業につきましては、自動車輸送において輸送シェアの維持・拡大に努め増収となったことに加え、鉄道輸送において昨年度の出荷地変更による影響の反動があり、売上高は増加いたしました。一方、人件費等の経費の増加により、営業利益は減少いたしました。この結果、当事業における売上高は10,788百万円(前年同期比3.1%増)、営業利益は71百万円(同42.9%減)となりました。 (高圧ガス輸送事業)高圧ガス輸送事業につきましては、LNG(液化天然ガス)を中心とした需要の回復等により、売上高は増加いたしました。一方、燃料費や人件費等の経費の増加により、営業利益は減少いたしました。この結果、当事業における売上高は6,300百万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は136百万円(同26.9%減)となりました。 (化成品・コンテナ輸送事業)化成品輸送事業につきましては、需要の回復や海外輸送における収支改善策の進捗および新規リースの開始により、売上高は増加いたしました。コンテナ輸送事業につきましては、需要の回復があったものの、北海道地区における野菜類の生育不良や、豪雨災害による貨物列車の運休の影響により、売上高は減少いたしました。この結果、当事業における売上高は7,077百万円(前年同期比14.0%増)、営業利益は425百万円(同44.9%増)となりました。 (資産運用事業) 不動産賃貸事業につきましては、新規物件の賃貸開始により、売上高は増加いたしました。 太陽光発電事業につきましては、稼働状況が堅調であったことから、売上高は増加いたしました。この結果、当事業における売上高は368百万円(前年同期比11.1%増)、営業利益は205百万円(同18.8%増)となりました。なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等の適用、表示方法の変更および報告セグメントの変更を実施しております。詳細は「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項」の「(会計方針の変更)」、「(追加情報)」および「(セグメント情報等)」をご参照ください。 (略)