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安田倉庫/経常利益は前年比2・5%増(2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           営業収益  営業利益  経常利益   当期純利益

2022年3月期第3四半期 38,410 9.5  2,199 △5.3   2,888 2.5   1,947 16.0
2021年3月期第3四半期 35,089 1.1  2,321 △12.4  2,817 △9.8  1,678 △19.2
(注)包括利益 2022年3月期第3四半期  △950百万円 (―%) 2021年3月期第3四半期  3,385百万円 (△55.5%)

(略)

(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や個人消費に持ち直しの動きがみられ、移動や外出など新型コロナウイルス感染症による制限も徐々に緩和されるなど回復の兆しもみられた中で、新たな変異株の発生や感染再拡大の懸念により、依然として先行きが不透明な状況が継続しています。
こうした経済情勢にあって、当社グループを取り巻く事業環境は、国内貨物は入出庫・保管残高ともに伸び悩みがみられ、輸出入貨物は持ち直しの動きに足踏みがみられるなど予断を許さない状況であり、また、不動産業界では都市部におけるオフィスビルの空室率上昇が続いており、引き続き厳しい状況で推移しました。
このような状況のもと、当社グループは、2030年のあるべき姿としての「長期ビジョン2030」と、長期ビジョンを実現するための計画として中期経営計画「YASDA Next 100」を策定し、事業体制の構築と更なる成長を目指しております。その一環として、物流事業においては、付加価値の高いロジスティクス・サービスの提供による取引の拡大や物流施設の増強など事業基盤の強化を図り、不動産事業においては、既存施設の適切なメンテナンスと機能向上の推進による稼働率の維持・向上に努め、事業拡大を推進してきました。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、物流事業・不動産事業とも増収となり、営業収益は、前年同期比3,321百万円増(9.5%増)の38,410百万円となりました。営業利益では、物流施設の新設に伴う各種営業原価や販管費の増加などにより、前年同期比121百万円減(5.3%減)の2,199百万円、経常利益は、受取配当金の増加や前期に社債発行費用等を計上したことにより、前年同期比71百万円増(2.5%増)の2,888百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比269百万円増(16.0%増)の1,947百万円となりました。

セグメントの業績は、次のとおりです。
物流事業では、前事業年度に新設した物流施設の稼働や海上運賃の高騰や航空輸送の増加等により倉庫保管料、作業料、陸運料及び国際貨物取扱料が増加し、営業収益は前年同期比3,049百万円増(10.0%増)の33,684百万円、セグメント利益は前年同期比157百万円増(7.1%増)の2,388百万円となりました。
不動産事業では、施工工事の増加や既存施設の稼働率維持により営業収益は前年同期比243百万円増(5.0%増)の5,109百万円、セグメント利益は前年同期比22百万円増(1.4%増)の1,628百万円となりました。

(略)

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