東洋埠頭/経常利益は前年比35・1%増(2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2022年3月期第3四半期 26,966 4.6 1,300 27.2 1,562 35.1 1,079 48.92021年3月期第3四半期 25,768 △2.5 1,022 △18.9 1,156 △21.5 724 △1.9(注)包括利益 2022年3月期第3四半期 1,118百万円 (△15.7%) 2021年3月期第3四半期 1,327百万円 (48.8%) (略) (1)経営成績に関する説明 世界的な新型コロナウイルス感染症拡大の長期化、原油価格の高騰、海上輸送の混乱などにより、依然として厳しい状況が続きました。一方、個人消費や海外経済が上向いたことにより、貨物の荷動きは回復基調となりました。 国内総合物流事業の営業収入は227億5千6百万円(前年同期比2.3%減収)、営業利益は10億3千9百万円(前年同期比12.3%増益)となりました。 倉庫業は、輸入青果物、穀物などの取扱いが増加し、入出庫数量は266万トン(前年同期257万トン)、平均保管残高は29万トン(前年同期29万トン)となりました。 港湾運送業は、穀物類、石炭の取扱数量が減少し、337万トン(前年同期355万トン)となりました。コンテナ取扱数量は、川崎港での取扱いが大きく減少し、177千TEU(前年同期197千TEU)となりました。 自動車運送業は、荷動きが回復基調となり、取扱いが増加しました。 その他の業務は、会計方針の変更(収益認識に関する会計基準等の適用)により、収入、費用ともに大きく減少しました。 国際物流事業の営業収入は44億6千5百万円(前年同期比66.3%増収)、営業利益は2億5千1百万円(前年同期比182.3%増益)となりました。ロシア極東からの鉄道の利用による取扱いが大きく増加したほか、ロシア国内での貨物取扱いも増加し、大きく増益となりました。 以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、営業収入は269億6千6百万円(前年同期比11億9千7百万円、4.6%増収)、営業利益は13億円(前年同期比2億7千8百万円、27.2%増益)と前期を上回りました。営業外収支で持分法による投資利益、為替差益を計上したことなどにより、経常利益は15億6千2百万円(前年同期比4億6百万円、35.1%増益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億7千9百万円(前年同期比3億5千4百万円、48.9%増益)となりました。 (略)