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サンリツ/経常利益は前年比161%増(2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益   経常利益 当期純利益

2022年3月期第3四半期 13,643 24.4   1,002 118.2  1,038 161.0  730 125.4
2021年3月期第3四半期 10,967 △11.7  459 △31.2   398 △35.4  323 △0.8
(注)包括利益 2022年3月期第3四半期 846百万円 (143.3%) 2021年3月期第3四半期 347百万円 (6.8%)

(略)

(1)経営成績に関する説明
 第1四半期連結会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。詳細は、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。
 当第3四半期連結累計期間における世界及び日本の経済状況は、新型コロナウイルスの新たな変異株が出現したことで感染の再拡大による下振れリスクが懸念されましたが、ワクチン接種が進む中、経済活動の制限が緩和されたことで持ち直しの動きが見られました。
 物流業界におきましては、国際貨物は米中対立や海上輸送の混乱の長期化などの下押し要因はあったものの、海上輸送から航空輸送へのシフトが継続したことで、輸送量は好調に推移しました。国内貨物は個人消費の持ち直しの動きが継続していることを背景に、消費関連貨物及び生産関連貨物において輸送量の回復傾向が続きました。
 このような事業環境の中、当グループは、2021年5月に策定した2ヵ年の中期経営計画(2022年3月期~2023年3月期)の達成に向けて、中・長期的ビジョン「オペレーションからソリューションへ」のもと、グループ一丸となって取り組んでまいりました。
 この結果、前年大幅に減少していた工作機械の取扱いが増加したことに加え、世界的な半導体の需要急増を背景に、半導体製造装置及び小型精密機器の取扱いが好調に推移いたしました。また、新型コロナウイルスの影響により減少していた海外の生産活動が持ち直しの動きを見せたことを受け、国際貨物の取扱いが好調に推移したことにより、売上高、営業利益ともに増加いたしました。
 なお、投資有価証券売却益として特別利益13百万円を計上いたしました。
 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高136億43百万円(前年同期比24.4%増)、営業利益10億2百万円(前年同期比118.2%増)、経常利益10億38百万円(前年同期比161.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益7億30百万円(前年同期比125.4%増)となりました。

 セグメントの業績は次のとおりであります。
① 梱包事業部門
 前年大幅に減少していた工作機械の取扱いが増加したことに加え、世界的な半導体の需要急増を背景に、半導体製造装置及び小型精密機器の取扱いが好調に推移いたしました。また、新型コロナウイルスの影響により減少していた海外の生産活動が持ち直しの動きを見せたことを受け、国際貨物の取扱いが好調に推移したことにより、売上高、セグメント利益ともに増加いたしました。
 この結果、当該部門の業績は、売上高98億73百万円(前年同期比32.4%増)、セグメント利益12億17百万円(前年同期比72.9%増)となりました。

② 運輸事業部門
 前年大幅に取扱いが減少していた工作機械が増加したことに加え、小型精密機器など全般的に製品の取扱いが堅調に推移したことにより、売上高、セグメント利益ともに増加いたしました。
 この結果、当該部門の業績は、売上高18億20百万円(前年同期比18.3%増)、セグメント利益1億51百万円(前年同期比106.8%増)となりました。

③ 倉庫事業部門
 世界的な半導体の需要急増を背景に、半導体製造装置の取扱いが好調に推移したことにより、売上高、セグメント利益ともに増加いたしました。
 この結果、当該部門の業績は、売上高17億77百万円(前年同期比0.9%増)、セグメント利益4億2百万円(前年同期比3.4%増)となりました。

④ 賃貸ビル事業部門
 本社ビルの空室は埋まりつつありますが、フリーレント期間を設定していることにより、売上高、セグメント利益ともに減少いたしました。
 この結果、当該部門の業績は、売上高1億72百万円(前年同期比16.8%減)、セグメント利益43百万円(前年同期比48.7%減)となりました。

(略)

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