日本郵船/「安全とは絶対に譲れない核心的なもの」であり、ESG経営の一丁目一番地であることを改めて強く意識を(商事始めで社長あいさつ) 物流全般 2023.06.17 商事始めで社長あいさつ 2022年01月05日 本日、社長の長澤仁志は当社グループの社員に向け、あいさつを行いました。 皆さん、おはようございます。そして2022年、明けましておめでとうございます。 全ての方々ではありませんが、久しぶりに対面形式で皆さんと新年を迎えられること、大変うれしく思います。年頭に当たり、当社グループ社員の皆さんにひと言、あいさつを申し上げます。 まずは当社グループの財務状況ですが、昨年11月の決算発表の際に説明の通り、2021年度通期は連結経常利益7,100億円という当初予測をはるかに上回る数字を見込んでおり、過去最高益を大幅に更新する見込みです。当社グループに追い風が吹いたという事実はありますが、その風をしっかりと受け止め、新型コロナウイルス感染症による混乱の中にもかかわらず、日々の業務に一所懸命に取り組んでくれた全グループ社員の努力の賜物だと思っています。この場を借りて、皆さんに敬意を表するとともに、感謝申し上げたいと思います。 さて2022年の世界の動向ですが、引き続き混沌とした状況だと言わざるを得ません。例えば経済動向は、米国のテーパリングと呼ばれる金融緩和策の段階的な縮小、各国での財政再建のための諸政策、また日本における新型コロナウイルス第6波による景気悪化の懸念など、不透明な要素がたくさんあります。 さらには、米中対立の激化、あるいはウクライナ情勢など、地政学的なリスクも高まっています。ウィズコロナの状況下で、TPP(環太平洋パートナーシップ)やRCEP(地域的な包括的経済連携協定)などの開かれた国際貿易システムがどこまで機能するか、さまざまな要因が複雑に内在しており、やはり今年の動向を見通すのは容易ではありません。 われわれは、世界の動向が当社グループの事業にどのような影響を及ぼすのか、常に念頭に置いて日々の業務に取り組んでいく必要があります。一人ひとりがアンテナを高くして、そこで得た情報をきちんと発信していく、自然とそのようなコミュニケーションが出来る組織を目指しましょう。そして、社内外を通じて人間関係を紡ぎ、信頼関係を築いていってください。そのためには、基本的なことではありますが、あいさつや日常業務において感謝の気持ちを表すことを心掛けて下さい。 ここで改めてESG経営の重要性について触れておきます。NYKグループESGストーリーを発表以来、様々な活動を通じて意識改革を図ってきましたが、グループ全体にESG経営が浸透してきたことに手応えを感じています。このESG経営を強く推し進めていくことで、お客さまや社会からの信頼を勝ち取り、それが当社グループの確固たる地位につながっていくと確信しています。全グループ社員の力を結集して、世界一の総合物流企業を目指そうではありませんか。この実現のためにも、海・陸・空のそれぞれの現場における安全意識は大変重要です。当社グループにとって、「安全とは絶対に譲れない核心的なもの」であり、ESG経営の一丁目一番地であることを改めて強く意識して下さい。 最後になりましたが、2022年は、皆さんが日本郵船グループという大きな舞台の上で、自分らしく躍動することを切に願っています。海・陸・空それぞれの現場の最前線で働く皆さん、それをサポートする当社グループの皆さん、そして、そのご家族の健康と安全を祈念しまして、私の年頭のあいさつとさせて頂きます。ご清聴ありがとうございました。
2022年01月05日 本日、社長の長澤仁志は当社グループの社員に向け、あいさつを行いました。 皆さん、おはようございます。そして2022年、明けましておめでとうございます。 全ての方々ではありませんが、久しぶりに対面形式で皆さんと新年を迎えられること、大変うれしく思います。年頭に当たり、当社グループ社員の皆さんにひと言、あいさつを申し上げます。 まずは当社グループの財務状況ですが、昨年11月の決算発表の際に説明の通り、2021年度通期は連結経常利益7,100億円という当初予測をはるかに上回る数字を見込んでおり、過去最高益を大幅に更新する見込みです。当社グループに追い風が吹いたという事実はありますが、その風をしっかりと受け止め、新型コロナウイルス感染症による混乱の中にもかかわらず、日々の業務に一所懸命に取り組んでくれた全グループ社員の努力の賜物だと思っています。この場を借りて、皆さんに敬意を表するとともに、感謝申し上げたいと思います。 さて2022年の世界の動向ですが、引き続き混沌とした状況だと言わざるを得ません。例えば経済動向は、米国のテーパリングと呼ばれる金融緩和策の段階的な縮小、各国での財政再建のための諸政策、また日本における新型コロナウイルス第6波による景気悪化の懸念など、不透明な要素がたくさんあります。 さらには、米中対立の激化、あるいはウクライナ情勢など、地政学的なリスクも高まっています。ウィズコロナの状況下で、TPP(環太平洋パートナーシップ)やRCEP(地域的な包括的経済連携協定)などの開かれた国際貿易システムがどこまで機能するか、さまざまな要因が複雑に内在しており、やはり今年の動向を見通すのは容易ではありません。 われわれは、世界の動向が当社グループの事業にどのような影響を及ぼすのか、常に念頭に置いて日々の業務に取り組んでいく必要があります。一人ひとりがアンテナを高くして、そこで得た情報をきちんと発信していく、自然とそのようなコミュニケーションが出来る組織を目指しましょう。そして、社内外を通じて人間関係を紡ぎ、信頼関係を築いていってください。そのためには、基本的なことではありますが、あいさつや日常業務において感謝の気持ちを表すことを心掛けて下さい。 ここで改めてESG経営の重要性について触れておきます。NYKグループESGストーリーを発表以来、様々な活動を通じて意識改革を図ってきましたが、グループ全体にESG経営が浸透してきたことに手応えを感じています。このESG経営を強く推し進めていくことで、お客さまや社会からの信頼を勝ち取り、それが当社グループの確固たる地位につながっていくと確信しています。全グループ社員の力を結集して、世界一の総合物流企業を目指そうではありませんか。この実現のためにも、海・陸・空のそれぞれの現場における安全意識は大変重要です。当社グループにとって、「安全とは絶対に譲れない核心的なもの」であり、ESG経営の一丁目一番地であることを改めて強く意識して下さい。 最後になりましたが、2022年は、皆さんが日本郵船グループという大きな舞台の上で、自分らしく躍動することを切に願っています。海・陸・空それぞれの現場の最前線で働く皆さん、それをサポートする当社グループの皆さん、そして、そのご家族の健康と安全を祈念しまして、私の年頭のあいさつとさせて頂きます。ご清聴ありがとうございました。