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日本貨物鉄道/貨物列車脱線事故があった山陽線瀬野駅~八本松駅間は12月31日に運転再開

物流全般 2023.06.17

山陽線瀬野駅~八本松駅間における貨物列車脱線事故について
(1月4日 17:00現在)

2021年12月28日に発生した山陽線瀬野駅~八本松駅間における貨物列車の脱線事故により、同線を運行する列車に運休や大幅な遅延等が発生いたしました。原因は調査中ですが、年末にかかる列車をご利用のお客様をはじめ、関係する方々に多大なご迷惑をお掛けしたことをお詫び申し上げます。
このたび、貨物列車の運行については、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)により当該箇所に脱線防止ガードを増設したことと、当該箇所通過する貨物列車は時速45km以下の徐行運転をするということで12月31日に運転を再開しました。
また、今回脱線した貨車に積載されたコンテナに許容値を上回る偏積(積み荷の偏り)が認められたため、当社としては、安全の確保のために、下記のとおり偏積防止対策を講じることといたします。
当社は今回の脱線事故を極めて重大な事故と受け止め、当社の安全の定義である「安全は人命を守ること」が最重要であるとの認識に立ち、安全の確保のためのさらなる取組みを図ってまいります。

1.偏積防止については、2014 年 6 月に発生した道南いさりび鉄道線(旧江差線)での脱線事故を受けて対策を講じています。今回の脱線事故の原因は運輸安全委員会から今後見解が出されることになりますが、利用運送事業者の協力のもと偏積がないことの確認を徹底します。
2.ハード対策として、今後、輪重測定装置の設置を検討します。

以 上

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