国土交通省/10月のトラック特別積合せ貨物の輸送量は前年比98・2% 物流全般 2023.06.17 トラック輸送情報(令和3年10月分) 令和3年12月28日 1.特別積合せ貨物 (1)輸送トン数の概況調査対象24社の本月の輸送量は、5,519千トン(前月比101.9%(季節調整済み97.0%)、前年同月比98.2%)であった。平均稼働日数は24.6日(前月に比べて1.3日増加、前年同月に比べて0.6日減少)、稼動1日当たりの輸送量は、224千トン(前月比96.6%、前年同月比100.6%)であった。 (2)宅配便の概況調査対象14社の本月の宅配便貨物の取り扱い個数は、382,535千個(前月比98.0%(季節調整済み92.3%)、前年同月比99.1%)であった。 (3)品目別及び地域別増減状況調査対象25社における品目別及び地域別輸送状況について、主な増減要因は、以下のとおりであった。品目別では、「化学工業品」及び「食料工業品」で2ヶ月連続の増加となった。地域別では、「東北」及び「近畿地方」で2ヶ月連続の増加となった。 a.前月との比較 〇品目別工場・生産地からの貨物増が「農水産品」、「化学工業品」及び「食料工業品」で、倉庫から出る貨物増及び季節的需要増が「食料工業品」で見られた。一方、季節的需要減が「食料工業品」及び「日用品」で見られた。 〇地域別「東北」、「関東」及び「近畿地方」で貨物増となっている。 b.前年同月との比較 〇品目別工場・生産地からの貨物増が「農水産品」及び「金属製品」で、倉庫から出る貨物増が「金属製品」で見られた。一方、工場・生産地からの貨物減及び商社・問屋からの貨物減が「日用品」で、景気の影響による貨物減が「繊維工業品」で見られた。 〇地域別「東北」及び「関東」で貨物減となっている。 2.一般貨物 (1)地方運輸局等別輸送状況全国の一般貨物トラック事業者(本月の回答事業者747社/調査対象事業者数987社)の輸送量は、前月比108.1%、前年同月比99.9%であった。 添付資料 公表資料(PDF形式:986KB)