日本郵船/CDPの最高評価Aリストに二年連続で選定 グリーン物流(環境) 2023.06.17 CDPの最高評価Aリストに二年連続で選定 2021年12月08日 当社は、国際環境非営利団体CDP(注1)より気候変動対応における世界の先進企業として、最高評価である「気候変動Aリスト」に二年連続で選定されました。 CDPの環境情報開示とその評価プロセスは、企業の環境情報開示におけるグローバルスタンダードとして全世界で広く認知されており、2021年度は運用資産規模が総計110兆ドルにのぼる約590の機関投資家と、購買力規模が総計5.5兆ドルにのぼる200社の企業・団体を代表してCDPから全世界の企業へ質問状が送付され、歴代最高となる約13,000社が回答に応じました。 今回「気候変動Aリスト」に選定された企業は、評価対象となった全世界の約12,000社のうち201社であり、うち日本企業は55社、海運会社は当社を含め2社となっています(12月8日時点)。 2020年度に続き最高評価のAリストに選定されたことは、当社の温室効果ガス(以下GHG)の排出削減の実績や、気候変動リスクの緩和に向けた以下の一連の取り組みが、世界の先進企業の取り組みとして総合的に評価されたものと認識しています。 気候変動対策への経営トップの明確なコミットメントに基づくEMS (Environmental Management System) が有効に機能していること 環境問題に対する「リスクと機会」の認識・評価が適切になされていること GHGの排出量や削減量を含め、透明性の高い環境関連情報の開示がなされていること グリーンボンド、グリーンローン、サステナビリティ・リンク・ローンなど、各種のグリーンファイナンスへ積極的に取り組んでいること LNG燃料の導入や普及、各種燃節活動を通じたGHG排出量の低減へ積極的に取り組んでいること 水素やアンモニアをはじめとするゼロエミッション燃料の実用化に向けた研究や実証事業へ積極的に取り組んでいること 当社グループは、ESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた、「NYKグループ ESGストーリー」(※)を2021年2月3日に発表し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動を進めています。また、9月には外航海運事業におけるGHG排出量削減の長期目標を、「2050年までのネット・ゼロエミッション達成」と決定しました。当社グループは今後も気候変動対応における世界の先進企業として関連情報開示に努めるとともに、社会や産業から必要とされる「Sustainable Solution Provider」として新たな価値を創造してまいります。 (注1) CDP企業や自治体を対象とした世界的な環境情報開示プラットフォームを運営する国際環境非営利団体。2000年に英国で設立され、110兆米ドルを超える資産を保有する約590の投資家と協働し、企業や自治地へ環境情報開示、GHG排出削減、水資源や森林保護の働きかけを行ってきた。2021年度は世界の時価総額の64%強に相当する約13,000社 (2020年度は約9,600社)と約1,100の自治体を含む世界の約14,000の組織がCDPを通じて環境情報開示を行っており、環境に関する世界最大級の情報開示プラットフォームの一つとなっている。CDPのスコアは持続可能な投資や調達の意思決定に際する有力な指標として、世界中で広く利用されている。回答企業には情報開示の内容に応じてAからD⁻のスコアが付与され、情報開示を行わない、あるいは十分な情報を提供しない企業はFとされる。 ※CDP気候変動Aリストおよび回答企業のスコアは、以下のURLよりご覧ください。https://www.cdp.net/en/companies/companies-scores (英語) ※NYKグループESGストーリー当社グループにおいて、ESGを経営戦略に統合するための考え方と具体的な取り組みを明示する指針。 NYKグループESGストーリー 参考 当社グループの環境関連活動 当社グループのESG経営 NYKレポート 関連プレスリリース 2021年9月30日発表:外航海運事業におけるGHG削減長期目標「2050年までのネット・ゼロエミッション達成」 2021年2月10日発表:CDP「サプライヤー・エンゲージメント評価」で 最高評価の「リーダー・ボード」に選出 2021年1月15日発表:「CDP 2020 Aリスト企業アワード」に社長が登壇 2020年12月9日発表:気候変動対応における世界の先進企業として、 CDPの最高評価Aリストに選定
2021年12月08日 当社は、国際環境非営利団体CDP(注1)より気候変動対応における世界の先進企業として、最高評価である「気候変動Aリスト」に二年連続で選定されました。 CDPの環境情報開示とその評価プロセスは、企業の環境情報開示におけるグローバルスタンダードとして全世界で広く認知されており、2021年度は運用資産規模が総計110兆ドルにのぼる約590の機関投資家と、購買力規模が総計5.5兆ドルにのぼる200社の企業・団体を代表してCDPから全世界の企業へ質問状が送付され、歴代最高となる約13,000社が回答に応じました。 今回「気候変動Aリスト」に選定された企業は、評価対象となった全世界の約12,000社のうち201社であり、うち日本企業は55社、海運会社は当社を含め2社となっています(12月8日時点)。 2020年度に続き最高評価のAリストに選定されたことは、当社の温室効果ガス(以下GHG)の排出削減の実績や、気候変動リスクの緩和に向けた以下の一連の取り組みが、世界の先進企業の取り組みとして総合的に評価されたものと認識しています。 気候変動対策への経営トップの明確なコミットメントに基づくEMS (Environmental Management System) が有効に機能していること 環境問題に対する「リスクと機会」の認識・評価が適切になされていること GHGの排出量や削減量を含め、透明性の高い環境関連情報の開示がなされていること グリーンボンド、グリーンローン、サステナビリティ・リンク・ローンなど、各種のグリーンファイナンスへ積極的に取り組んでいること LNG燃料の導入や普及、各種燃節活動を通じたGHG排出量の低減へ積極的に取り組んでいること 水素やアンモニアをはじめとするゼロエミッション燃料の実用化に向けた研究や実証事業へ積極的に取り組んでいること 当社グループは、ESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた、「NYKグループ ESGストーリー」(※)を2021年2月3日に発表し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動を進めています。また、9月には外航海運事業におけるGHG排出量削減の長期目標を、「2050年までのネット・ゼロエミッション達成」と決定しました。当社グループは今後も気候変動対応における世界の先進企業として関連情報開示に努めるとともに、社会や産業から必要とされる「Sustainable Solution Provider」として新たな価値を創造してまいります。 (注1) CDP企業や自治体を対象とした世界的な環境情報開示プラットフォームを運営する国際環境非営利団体。2000年に英国で設立され、110兆米ドルを超える資産を保有する約590の投資家と協働し、企業や自治地へ環境情報開示、GHG排出削減、水資源や森林保護の働きかけを行ってきた。2021年度は世界の時価総額の64%強に相当する約13,000社 (2020年度は約9,600社)と約1,100の自治体を含む世界の約14,000の組織がCDPを通じて環境情報開示を行っており、環境に関する世界最大級の情報開示プラットフォームの一つとなっている。CDPのスコアは持続可能な投資や調達の意思決定に際する有力な指標として、世界中で広く利用されている。回答企業には情報開示の内容に応じてAからD⁻のスコアが付与され、情報開示を行わない、あるいは十分な情報を提供しない企業はFとされる。 ※CDP気候変動Aリストおよび回答企業のスコアは、以下のURLよりご覧ください。https://www.cdp.net/en/companies/companies-scores (英語) ※NYKグループESGストーリー当社グループにおいて、ESGを経営戦略に統合するための考え方と具体的な取り組みを明示する指針。 NYKグループESGストーリー 参考 当社グループの環境関連活動 当社グループのESG経営 NYKレポート 関連プレスリリース 2021年9月30日発表:外航海運事業におけるGHG削減長期目標「2050年までのネット・ゼロエミッション達成」 2021年2月10日発表:CDP「サプライヤー・エンゲージメント評価」で 最高評価の「リーダー・ボード」に選出 2021年1月15日発表:「CDP 2020 Aリスト企業アワード」に社長が登壇 2020年12月9日発表:気候変動対応における世界の先進企業として、 CDPの最高評価Aリストに選定